ユーカラ、殿堂入り


自然農取材で新潟へ出発。阿賀野市で環境創造形農業の研修会があり明日の午後からの1泊2日の全行程に参加するのである。明るいうちにアトリエを出て太田方面へ向かい、まず、前々から気になっていた西大泉のブラジル人街を見にいった。群馬県は日本でいちばんブラジル人の人口が多い。工場に働きにきているのだ。その人たちが買い物をするマーケットが群馬県南東にはある。肉やソーセージ類が豊富なのはもちろんだが、乾燥豆もたくさん置いてある。レンティルやヒヨコマメ、スプリットピーなどは日本のスーパーなどより安くてお買い得だ。

その後、喫茶店で資料のチェック。直ったばかりのノートパソコンで文章などを書くがバッテリーが1時間ちょいしか保たない。車のシガーライターからパソコンの電源をとれないか? と以前から考えていたのだが、ジョイフル本田でそれ用のコンバーターを見つけてさっそく購入。これがなんと1.980円。こんな値段で買えるとは知らなかった。

今日は夜通し運転し、どこかのパーキングで仮眠する予定なので、夕食はパスして深夜の名店(前橋の中華屋)で夜食をとった。夜食といってもこれが群馬のB級グルメの間では有名店で「ユーカラ」といい深夜11:30から営業を始め3:00で終了という超変わった店なのだ。で、開店前30分に行ったのだが、なんとすでに10人以上の行列ができている。

“ユーカラ、殿堂入り” の続きを読む


石垣積みパート2(高い石垣の場合)


Y先生の畑の石垣修理を終えたとき、イタルさんから、

「ウチの畑の石垣も頼むよ」

と言われていた。そう、あの昨年の台風9号でイタルさんちの石垣も壊れていたのである。それは80歳のイタルさんがここに暮らして一度も壊れたことのない石垣だった。それほど、今回の雨は凄まじかったのだ。

今回は石垣がやや高く、足場を組んで石を上げねばならない。幅もあるのでかなりの作業量がある。若い頃のイタルさんなら、一人でやってのけてしまう作業なのだが、大きな石はさすがに上げれないので、僕の助っ人を待っていたわけなのだ。

middle_1203241154

“石垣積みパート2(高い石垣の場合)” の続きを読む


羅針盤


HPトップに「ふゆみずたんぼと自然農」というコンテンツを新たに掲げた。森林再生に関わって10年。間伐の本を2冊書き、今月は作業道づくりの著作が出版される。僕が次に向かうのは「農」である。とくに「田んぼ」であることを、ここで宣言しておく。

これでオオウチは森林から離れてしまうのか? などというご心配はご無用。森林に関しては今回の出版を機にコンテンツを以前のホームページ同様充実させていく。鋸谷式間伐や四万十式作業道のダイジェストをアップする予定だし、間伐掲示板も復活する。そして家づくりから囲炉裏まで「木を使う」というノウハウを平行して追求していく。

さて、ハンバーグのファミリーレストランの「びっくりドンキー」が自然農、とくに「ふゆみずたんぼ」を支援していることを聞いていたので食べにいった。ここは店の内外装が奇抜で面白いのは知ってますね? 箸は竹で、紙ナプキンはサトウキビの繊維を混入してあるのであった。

middle_1203237775

“羅針盤” の続きを読む


心で行動すると必要なものを引きつける


島田さんが僕らを選んだわけ


5月に神奈川で行われるイベントの下見へ行ってきました。野外コンサートなので現場の雰囲気や機材の有無や借りるとしてその性能や状況はどんな感じか、雨天のときはどうするか、など把握しておくのは非常に重要なことです。

これまで騒音のイベント会場でPAなしで紙芝居ライブをやるはめになったり、雨天で急遽室内へ移動したら係の人がPAの使用許可をとっていなくて・・・というような痛い失敗を経験しているので。

考えてみれば依頼者の島田さんはネットで検索して僕らを発見し、依頼をされてきたのですが、僕らの音はまだ聴いたことがない。大丈夫かな? いいのかな? などとそのことを伺ってみると、島田さんはパソコンで「森」と「ボサノバ」で検索して、僕らを見つけたらしい。

“心で行動すると必要なものを引きつける” の続きを読む


下見と打ち合わせへ


5月に神奈川で行われるイベントの下見へ。東京の町田市に隣接する市街地にある小さな市民の森での野外コンサートを依頼された。夜のうち出発し、公園の駐車場で仮眠したりしながら下道を行く。

雪が降って明け方の道路は凍結してバリバリと音をたて、バスやトラックはチェーンを装備している。

スタッフの方との打ち合わせや下見は午後からだったので時間がある。「コメダコーヒー」を見つけて早朝からモーニングコーヒー。

middle_1203234423

“下見と打ち合わせへ” の続きを読む