大晦日、近所のスーパーを観察にいってきた。食品売り場はごった返しており、オバサンたちの買い物カゴには「刺身」「牛肉」それに寿司だの唐揚げだのきらびやかに飾り付けしたお惣菜などが載っている。タコやカニなどがどどどっと売り場に並ぶのも恒例ですな。でも、以前、東京暮らしのとき築地やアメ横でバイト経験のあるオレはその実態を知っているのだ。冷凍庫にしまってある売れ残りの「越年(えつねん)モノ」を一掃するのに、この年末は好都合なんだよね。
まあ、それはいいとして、アフリカ産のタコだとかチリ産の養殖サケだとか、情けないな。近頃はなんとマグロまで養殖なんだね。かといって近海物は高いし。
畜産肉に至っては、飼料は遺伝子組み換えだしBSE騒ぎもあってまったく信用できない。アトリエの食事では肉を食べなくなって久しい。なんだか買って料理する気がおきないのだ。
で、僕らは何を買うかというと、納豆と油揚げ、北海道産の塩マス、それに銚子産のメザシ。野菜は買わない。全部で1000円以下だぜ。元旦のメニューがこれだ。