杉とサラダ


エンダイブ(ニガチシャ)とフリンジーグリーン(ガーデンレタス)、が大きくなってきたのでサラダで毎日のように食べている。エゴマも育ってきた。ニンジンの間引き菜も(ツマヨウジくらいのニンジンの形ができている。かわいい)。

キャベツの千切りも少し。それに市販のレタスやタマネギ(悔しいが、これらの野菜はいまのアトリエ畑ではうまく育たない)を入れる。豆もやしにした白いんげんの食べ残しも載せる。

ところでサラダといえば、水洗いした野菜に市販のドレッシングやマヨネーズをかけて食べる人がほとんどだろうけども、実は決定的に美味いサラダの食べ方(調理法)があるのだ。それは「トスド・サラダ(tossed salad)」という方法である。

まず野菜を冷たい水で洗う。まちがってぬるま湯などで洗うと、野菜の「酵素」がはたらいて栄養素がこわされる(この酵素の話しは別項で話そう)。そして徹底的に水を切る。ざるでチャッチャなんて程度ではダメで、回転式の水切り機を使うか、布巾に野菜を入れて振り回す。遠心力で水を切るのだ。

その野菜をボウルにとり、少量の油をかけてトスする。よくサラダボールとセットになっている木製の大きなスプーンとフォークがあるでしょう。それで野菜をつかみ、持ち上げてサラダボールに何度も落とす。少量の油でも、このトスを何度も繰り返すと野菜全体に油の薄い被膜ができ、表面がキラキラしてくる。

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