クマはぎの山


取材である山に入った。拡大造林時に植えられたと思われるヒノキ人工林。下枝払いさえ行なわれていないので、地面から数十センチから枯れ枝がついている。

下刈りを抜けてから、一度も手入れをしていないのは、その植えられたグリッドのまま、きれいに格子状に木が立っていることでうかがわれた。

下層植生はほとんど無いが、雪折れのスポットから広葉樹が立ち上がっている場所がある、そして。

驚くのはクマ剥ぎの痕(あと)だ。

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