熊野には深い森と渓谷だけでなく、優れたホンモノの温泉がたくさんある。熊野古道を苦労して歩いた、ときの貴族たちも、これらの温泉が大きな目的のひとつだったのではないだろうか。
湯ノ口温泉は山道の奥にぽつんと建つ。たどり着くのが大変だけれどもそれだけの価値はある。本宮周辺の観光客の喧噪もなく、十津川温泉の地元民に気兼ねするような気遣いも無し。湯質・湯量ともすばらしい。もちろん加温なしの掛け流し♬
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
熊野には深い森と渓谷だけでなく、優れたホンモノの温泉がたくさんある。熊野古道を苦労して歩いた、ときの貴族たちも、これらの温泉が大きな目的のひとつだったのではないだろうか。
湯ノ口温泉は山道の奥にぽつんと建つ。たどり着くのが大変だけれどもそれだけの価値はある。本宮周辺の観光客の喧噪もなく、十津川温泉の地元民に気兼ねするような気遣いも無し。湯質・湯量ともすばらしい。もちろん加温なしの掛け流し♬
台風一過ですごくいい天気だった。ここ数日、海霧で山が霞んだ日々が続いていただけに、景色が美しい。大好きなドライブコースの岬を通る。大槌島、小槌島と、二つのピラミダルな島が並ぶビューポイントの「大崎の鼻」、ここは高松市と坂出市の境界でもある。
埼玉県飯能市にある駿河台大学から講演依頼があり、車で行ってきた。講演といっても授業の一環で90分の講義という仕立てである。広々としたすばらしい環境のキャンパスであった。
大学時代の後輩から突然メールが来た。私は福島県郡山市にあるN大で「釣り同好会」の会長をやったりしていたんだけど、なにしろそこはとんでもない飲み助が集まっていた会で、私もずいぶん先輩に飲まされたけれど、そのときの後輩なのであった(汗)。
なんでもそのHは、フェイスブックで水戸の同じく後輩のTのページを発見し、連絡を取り合ううちに私が香川にいることを知り、驚いて連絡をかけてきたというわけなのである。
私はすぐにHの顔を思い出し「そういえば香川だったか……」などと、坂出の住所にまたまた驚いたのだった。
で、yuiさんは、これまで名古屋のKaや、九州のKoや、札幌のUや、静岡のO先輩や、これまで会わせたN大関係者がことごとく面白人間なので、Hが工務店経営者ということもあり(私たちは高松郊外に事務所建設を計画中なので)この出会いを、今回も楽しみにしているのだった。
結局、水戸のTが四国まで遊びに来るということになり、本日皆で会って坂出で飲もう、ということになったのである。
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待ち合わせは夕刻なので昼間は塩江の「かがわ・山なみ芸術祭」の現代アート展示をちょこっとひやかしに。
まずはなんだかユルい感じの「いこい食堂」というのを見つけて昼食。ここの中華そばが変わっていてコリコリと硬い親鶏の細切れが入っている。それから溶き卵。スープは甘いが、全体としては悪くない。トッピングに「ニンニク」とあり、店の人に訊いてみるとニンニク・クラッシャーでスープに落とすらしい。次回はぜひ試してみたいw