台風一過ですごくいい天気だった。ここ数日、海霧で山が霞んだ日々が続いていただけに、景色が美しい。大好きなドライブコースの岬を通る。大槌島、小槌島と、二つのピラミダルな島が並ぶビューポイントの「大崎の鼻」、ここは高松市と坂出市の境界でもある。
すっかり緑の小槌島は・・・
むかしはマツ枯れでこんな感じだった(「香川の環境」/香川県環境森林部環境政策課より)
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坂出の「がもう」でうどんを食べるつもりが定休日だった。そこで「山下うどん店」へ行ってみるがここも休み。ふと思いついて香西のお好み焼き「山田屋」へ行ってみる。
ここは駐車場通いでよく行き来していた通りの近くで、目をつけていた店だった。鶏肉屋がくっついているのだ。こんな店が不味いわけがないわな。満席で行列がはみ出していた。中に入るとほとんどの席で酒を飲んでいる。まだ昼だぞ! 酒場放浪記や孤独のグルメの見過ぎじゃないのか? ん、そいえば今日は月曜だけど巷は休日だったナw
もつ焼きそば。これはいたって普通だった。お好み焼きは「山田焼き」というのを頼む。モツや正肉や様々な鶏の部位がどっさり入ったスペシャリテだ。
カウンターに座らされたのだが、隣のおっちゃんたちが食べているキャベツ焼き+牛肉がすごく美味そう。それでチューハイをがびがび飲んでいる。後ろのテーブルでは子連れの若夫婦がビール瓶を林立させている。
作り方を観察する。タコ焼きに使うようなびしょびしょの生地だ。それにどっさり具を乗せて、ヘラですくうようにかたちにまとめていく、という類を見ない作り方だった。分厚いのである。時間をたっぷりかけて焼いている。
仕上げに選手交代でベテランのオバチャンがヘラでまとめ、ソースをかける。
できた! うーむ、すばらしい♬ 外はややカリカリ、中はふわトロ。鶏肉類は鮮度がいいやつをじわじわ熱で閉じ込めてある。初めて食べる新しい食感のお好み焼きだ。かなりのボリュームだが、くどくはなく、するすると食べれてしまう。
おでんもある。若鶏のキンカンや皮の串も見える。ヤバい、近所に越してきたら絶対ハマりそうな店だw。
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天気がいいので、もう一回「県営一宮住宅」を見に行った。