囲炉裏部屋改装中。
鉋を正確自在に扱えるようになるまで、まじめな大工さんでもおよそ5年はかかるといわれている。でもそんな時間はないので、不正確不自在のままどんどん使っているのだ(笑)。
たまたま手に入れたこの鉋(この家に置いてあったもの)は刃を研ぎなおしたら、実にサクサクとよく切れる。節に当たっても刃こぼれがない。こんな便利な道具を使わない手はない。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
囲炉裏部屋改装中。
鉋を正確自在に扱えるようになるまで、まじめな大工さんでもおよそ5年はかかるといわれている。でもそんな時間はないので、不正確不自在のままどんどん使っているのだ(笑)。
たまたま手に入れたこの鉋(この家に置いてあったもの)は刃を研ぎなおしたら、実にサクサクとよく切れる。節に当たっても刃こぼれがない。こんな便利な道具を使わない手はない。

囲炉裏部屋改装中。
近所の忍山川へ小石を採りに行った。

囲炉裏の基礎石の間にその小石を詰める。ポイントは根太とのあいだのすき間。ここを上手に小石で詰めていく。少々動いてしまってもしょうがない。後で粘土で固めてしまうからいいのだ。

囲炉裏部屋改装中。
腰板を張り終え、土壁と床板が接触する部分には古い戸板を張って腰板とした。これでようやく床板と壁との接合部が決まったので床板を張り始めることにする。
板は自分で山から伐りだしたスギ丸太をクサビで半割りにし、それをヨキ(まさかり)でハツって厚板に仕上げたものだ。原木は直径20cm程度のいわば間伐材であるが、秋切りして葉枯らしし、皮むき丸太のまま自然乾燥したので、中身の色つやはすばらしく良い。厚みは平均で4cmほどあるだろう。

囲炉裏部屋改装中。
腰板の化粧合板がイヤなのでひっぺがしてヒノキのフローリング材と竹を組み合わせて腰板を再生した。その天端に小幅板をかぶせて仕上げとする。こういうところが勘所なのだが、寸法を正確にやらないと角が収まらず、みじめなものになってしまう。しかも、古民家はゆがみがあるので、素人には非常に難しいところである。

さて、その小幅板の止め方であるが、ビス(木ネジ)が頑丈でいいが、ここは雑巾がけをするところでもあり(囲炉裏部屋は日々の雑巾がけが必須である)、つぶし釘でいく。
