板を張る(3)


囲炉裏部屋改装中。

鉋を正確自在に扱えるようになるまで、まじめな大工さんでもおよそ5年はかかるといわれている。でもそんな時間はないので、不正確不自在のままどんどん使っているのだ(笑)。

たまたま手に入れたこの鉋(この家に置いてあったもの)は刃を研ぎなおしたら、実にサクサクとよく切れる。節に当たっても刃こぼれがない。こんな便利な道具を使わない手はない。

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鉋クズは火付けに最適。

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ちょっと複雑なすりつけ部分。

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くぼみの寸法を正確に測って板に転写。斜線部をノコとノミで削ります。

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板のレベル調整は根太に木っ端を載せて(挟んで)おこなう。木っ端は厚みの違うものを、あらかじめ何枚か作っておく。

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大小3台の鉋を使っている。みんな裏金がついたもの。スギは節が多いので、節の部分で逆目になる。裏金付きは必須だが、それでもきれいに削れない部分が出る。

また、ヨキによるはつりでも節の部分で削りすぎてすまう場合が出てくる。それをまじめに修正しようととすると、板厚がどんどん薄くなってくる。べつに床板は平滑な平面である必要はないのであって、そんな部分は適宜残しながら、丸のみでうまく削ってバリを取ってしまえばいいのだ。

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電動工具はあまり好きではないが、ピンポイントでは使う。私が持っているのは丸ノコ、ドリルドライバー、カッター、チェーンソーのみ。電動丸ノコで貼った板の耳を切り揃えているところ。

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