囲炉裏部屋改装中。
近所の忍山川へ小石を採りに行った。
囲炉裏の基礎石の間にその小石を詰める。ポイントは根太とのあいだのすき間。ここを上手に小石で詰めていく。少々動いてしまってもしょうがない。後で粘土で固めてしまうからいいのだ。
壁土用の粘土に切り藁を混ぜる(ひび割れ防止用)。
土嚢袋に保存しておいた粘土はダマができているのでこん棒でよくつぶしてから水を入れて混ぜ、こねる。
それを石のすき間に詰めるようにぬりたくっていく。コツはまず粘土団子を作ってすき間に打ち付けていく。粘土団子はハンバーグを作るときの要領で、中の空気を出すように手でぺたぺた叩きながらおにぎり様の団子を作る感じ。石に張り付いた粘土を手のひらで均していく。
根太と石のすき間は入念に粘土を詰める。小石が動くときは囲炉裏の内側と外側から粘土を挟む感じで石を固定しつつ、根太とのすき間を埋めるとよい。
粘土が乾く前に灰を入れてしまってもかまわない。灰は粘土に張り付いて、粘土を乾かしてくれるからだ。写真は金ザルで灰の中のゴミを取っているところ。
灰が少ないが、待ちきれずに炉縁(木枠)を載せて着火することに。赤土を底に敷いて底上げすればよかったかもしれない。底上げは壁土用の粘土である必要はない。山から掘り出してきた赤土で十分だろう。それを敷いて足で踏んで固く締めればいい。
この部屋に囲炉裏の火が再現されたのは何十年ぶりなのだろうか? 改装はまだまだ続くが、大きな一区切りがついた。
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若い読者からメールがやってきた。私のブログを紹介していただいた。
彼の囲炉裏もなかなか魅力的である。
みんながどこかで、壊れた地球を少しづつ修復しつつある。