夏の囲炉裏もいいものだ。風が通るようにしておけば暑くなく快適。適度の煙が蚊を寄せ付けない。エアコンは? そんなもの、ここではまったく必要ない。周囲の緑と沢水のおかげで、どんなに暑い日でも日陰に入れば風は涼しいのだ。
カテゴリー: 薪と火
薪風呂その後
藤岡のIさんが遊びに来た。ご親戚のおばさん(同じく藤岡在住)も同伴であった。僕らは年寄りの話に常に注目しているので、このときも囲炉裏でお茶を出し、そのおばさんの話に耳を傾けた。
囲炉裏で炎を上げるとそのおばさんは目を細め嬉しそうな顔をして
「火の扱いが上手ですねぇ」
薪風呂の話になり、僕らがそれに感激している話をすると、おばさんは、
「薪風呂は暖まり方がぜんぜん違いますよね」
と言った。それはほんとうに、しみじみと全身から絞り出すような強い言葉だった。
また、薪を使う生活が、今の時代に受け入れられないことを悔やんでいるかのような言いぶりだった。
道普請・麦刈り
薪風呂設置
原油高騰のおり、皆様いかがお過ごしですか? さて、アトリエではいよいよ薪風呂導入に踏み切ることにした。先住者の置物であった旧石油風呂釜が不調のきざしをみせてきたこともある。それは給油パイプの交換やタンクの掃除など、ちょっとオーバーホールをすればまだまだ使えそうなのではあるが、なにしろ町まで灯油を買いに出て、そのポリタンを荷上げするのもばかばかしくなってきたのである。
ミントティー
2~3日、ぐずついた天気が続いて、今日は晴れた。朝から畑へ出て草取り。苗の出をチェックする。オクラを蒔いた。庭先にタープをかけてチビカマを焚いてコーヒー。ちりめんチシャと二十日大根のサラダと、自家製小麦のエゴマ入りチャパティ。食後は読書。なんという気持ちのいい気候だろうか。お茶を追加。庭から摘んだ葉でミントティー。YKが摘んでいれると青臭くない。美味い! なぜだ?