もう少し乾燥してから、さらに上乗せの粘土を叩いて厚みを出した方がいいとは思いつつ、誘惑に抗しきれず内部の土を掘り出すことに。
カテゴリー: 薪と火
石窯本体をつくる
昨日の粘土はしっかり固定されている。さて、いよいよ本体。小レンガ破片はもう少ししかないので、粘土を併用することに。敷地の山の粘土を採ってくるのは時間がかかるので壁土用にストックしておいた粘土でやることに決めた。まず一段目を小レンガで囲み底辺の形を決める。もうイメージはできているのだ。もちろん「しずく型」ま、馬蹄型ってやつですか。
石窯の基礎をつくる
手持ちのレンガをかきあつめ、石窯の底部をイメージして敷いてみた。コンクリートは打たず、土面を板で叩いて平面を出す。大きなレンガでは足りなそうなので、小さなレンガの破片(これは埼玉のレンガ展示館でタダで貰ってきたもの)も使う。
石窯の土台をつくる
「石垣その1」で余った残土と石の処理に悩み中であった。土は「石垣その2」をつくったのでそこまで運んで花壇にしようと思うのだが、さて石は?・・・。
で、やっぱり石窯である。石窯はここに来てからずっと頭にプランが渦巻いていた。麦から石臼からパンへ・・・を標榜するYKは「石窯ほしい石窯ほしい・・・」と時折呪文のように言っているし。
といってもこの石そのもので窯を組むのではないよ。石窯君の土台にするのだ。まず割り出したサイズの四角形を杭打ち。直角は波板を置いて上から水糸をみればいい。
桐生彦部屋敷
群馬にきて5年。県内の古建築の有名なのはたいがい見たと思っていたが、大物を逃していた。桐生広沢町にある「重要文化財 彦部家住宅」だ。母屋は築380年、民家建築では全国五指に入るという古さ。これ以前は掘ったて柱が民家建築の主流であり、長持ちしないので残っていないのだ。彦部家住宅は礎石へ柱を建てる民家の走りといっていい。