Amazon に注文した『草を編む』が届く。相方は昨日からシュロ縄を本格的に編んでいる。この縄からまた新しいクラフト作品をつくる予定という。楽しみ! アトリエ敷地で伐採したシュロである。その皮をはいで保存しておいたものだ。
カテゴリー: 動植物
除草と馬
昨日トラブルで延期となった道の除草をやる。軽トラにドラム缶2個を載せ、エンジンポンプでホースと噴霧器2台を使い、帆走してもらいつつ、道の両側を二手にわかれて道路きわの雑草地帯に、除草剤をまいていくのである。人員は3人。それに区長さんがついて、写真を撮ったり指導したりしながら国道までの道を散布しつつ下っていく。相方も写真撮りとその他の雑用で参加。以前の除草はもちろん手刈りだったそうだ。十数人で手鎌でやったという。ところがいま「ダメだ、年寄りばかりで、とても手鎌じゃできねえもの・・・」というわけで10年くらい前から除草剤を使い始めた。
除草剤の危険は、それが沢水に流れることである。草を枯らす薬剤が源流の水に流れてしまっていいはずがない。日本中の山村で、どれだけこんなことが行われているのかな・・・。ただ週末に山道を車で飛ばす都会人は、道の維持に薬剤が使われている現実を知るまい。いずれ薬剤を使わない方法に戻したい。それには、元気な若い人がたくさん山村にいる必要がある。そんな状況に変えるにはどうしたらよいか? まず、ここで収入を得るだけの仕事と住む家がなければならない。山に暮らすにはそれだけではない、技術や胆力も必要だ。しかし、安逸な都会の生活より、何倍も充実した時を過ごせる山暮らしは究極の生き方だと思う。いま雑誌に連載している「山暮らし再生プロジェクト」とその単行本は、そんな問題提起と夢とノウハウを与えるものにしたい。
糞とパンサー
畑敷地の草刈りでウドの群落を発見した。今朝はそれを摘んできんぴらを作る。葉っぱは天ぷら。ついでにミツバを摘んで、タマネギとニンジン、それに桜エビで掻き揚げをつくる。うどんを茹で、冷水で洗って丼に入れ、天ぷらをのせて熱い出汁をかけネギ小口切りをたんまりと。
PowerBookG4ようこそ
畑でネギやウドを摘んでくる。ついでに野生のミツバも。うどんを茹でて朝食。ウドも一緒に茹でてしまう。とりたてのネギは青いところもサラダのごとく食える。この量はもはや薬味ではない。出汁は削りたてのかつお節と昆布でとったものを、いつも冷蔵してある。食後はコーヒー。豆を炭火で空入りしてドリップで。BGMはウグイスのさえずりさ♪
荷上げと釘抜き、し尿穴と肥料
朝から廃材角材の荷上げ。アトリエには車が横付けできないので、車道から荷物を背負って上げなければならない。軽トラをアトリエに最も近づくところまで移動(イタルさんの駐車場のところ)、そこでロープを解いて廃材を肩で担いでいく。短い材は背負い子で上げる。相方も参加。
僕は小さな頃から猟犬の世話でよく歩いていたし、高校時代は坂道のある片道20分の自転車通学、大人になってからは山小屋でのアルバイト体験があり、八ヶ岳で30kgの荷をボッカしていたことがある。それに40代になるまで車を持たなかったので、徒歩と自転車を使うことが多かった。すなわち普通の人に比べて足腰が丈夫なのである。
こんな僕に付合う相方は大変であろう。足腰が弱いと、あらゆる作業において腰に負担のかかる動きになりがちである。ところで、来月は尾瀬をトレッキングしようと思っている。荷上げはいいトレーニングになるゾ、ガンバレ相方♪ その後は廃材の釘抜き。はー、これがまた地味な作業なんだわ。