木工の一日。仕事を中途にしていたベンチの足をつくる。二つの板を半丸太でビスで接合し、そこに丸ノミで穴を開け、小丸太の足を4本つける。外に開き加減に彫り、木槌で叩き込み、地上高を測ってノコで足の長さを切り揃える。外に開き加減にすると安定するし、見た感じも落ち着く。穴の開け方が難しいけど。
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冷スパ
東京から2度目の来訪のY嬢。児玉駅まで迎えにいき、帰りにお豆腐購入。今日はめちゃ暑い。というわけで冷や奴でまずビール。お土産の手作りパンにクワの実ジャムを合わせて付け合わせは茹でたてジャガイモ。
ランニング・フェンス
旅で2日空けて、この雨で畑がどう変化をみせているのか、イノシシは大丈夫か、朝さっそく畑へ。あぎゃぎゃ! やっぱりジャガイモをかなりやられている。それでも被害は1/5くらい。しかも掘った後も食べ残しがあったりして、その周囲のジャガイモを抜いて少しイモを掘ってしまうことにした。まだ小イモの小さいのがぶら下がっているのが惜しい。もう少し地中に置けば、これがさらに大きく成長するんだろうな。それにしてもずいぶん土が柔らかくなって驚いた。大きなドバミミズを何匹も見る。そういえば、これもイノシシの好物だったはず。他にも足跡でまだ苗の小さいツルムラサキがつぶされたり、相方のハーブ畑にも足跡を残し、バジルが一部踏み倒されていたりする。
雑草のちから
肥料を施しても、それが雑草に取られてしまったら損。それで排除するわけか・・・。だけど、雑草の混在する畑が正しいように思える。モンダイは「作物は自らの根っこで天然の養分を探しにいく」そう考えられるかどうかにかかっている。雑草を残すのを容認しはじめると、これのほうが自然なのではないかと思えてくる。作物以外の草を徹底的に排除するというのは、どう考えても異常なことに思えてくる。
いま、『妙なる畑に立ちて』に書かれた方法で、作物の成長を阻害する雑草だけを取るようにしている。作物にご接近している雑草は「引っこ抜く」のではなく、付け根をカマで刈り取って、それをその場所に横たえておく。多分、このほうが作物の根を傷めずにすむのだろう。甲虫がたくさん見られるようになってきた。畑にはナナホシテントウがとても多い。
フライフィシング
朝、Y先生がやって来た。まだ痛みがあるらしいが顔色もよく元気そう。敷地と畑の見回りを一通りするだけで、書ききれないほどこの日記のネタはできてしまう。石垣のきわに出てきたユリ科の植物の葉っぱを刈らずに残しておいたら、それはなんとニッコウキスゲだった。その開花が始まった。この有名な花を初めて見る相方は大喜び。