朝から畑作業に入る。周囲の草刈り、水路周りの草刈り、ニンジンや枝豆の草取り、白インゲンの支柱直しなど、やることはたくさんある。そして敷地全体を回ってじっくりと観察する。ここに来てもうすぐ1年になるが、この1年は敷地の四季をじっくり観察する時間だと思っていた。この場所でどんな花が咲くのか、どんな昆虫たちがやってくるのか、どんな山菜と出会えるのか、周囲の人たちはどんな農時歴のもとに動いているのか、雨や雪と沢水の流れは周年どう変わるのか。その匂いや音に耳をそばだて、この敷地全体の鼓動を受け取らねば、と思った。春になって僕は煙草を止めてしまったが、それは匂いや味覚を鋭敏に感じたかったからだ。
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カテゴリー: 動植物
静岡講演旅3./柿田川湧水群
朝食後、土肥を出て海岸線を北上する。コペンのトランクは小さく、紙芝居のフレームとギター2台、それに着替えなど旅支度でいっぱい。というわけでオープンにできないのが残念、オープンにするには屋根部の格納スペースがトランクに必要なのだ。
尾瀬へ
アトリエ寺子屋の翌日は、尾瀬に向かった。早起きして前日の残りのステーキを焼き、野菜とともに巻き寿司にして食べて、コペンに乗り込んでGo! 尾瀬は今年のミズバショウの季節に行く予定だったんだがズレてしまった。しかしこの僕にして、尾瀬行きは初めてのことだ。まずは片品村観光案内場で地図を貰い情報を得つつ「あの、この辺でラーメン食べれるとこあります?」なんて案内のお姉さんに聞いてしまう僕。ところが教えてもらった「鎌田食堂」、手打ちラーメンでなかなかの味(500円)。
コペンの旅、野反湖
コペンに乗って野反湖までドライブにいった。中学校のときルアーをやっていて、そのとき釣り雑誌で読んだこの湖は、僕の中でずっと心に残っていた聖地だった。山岳渓流も好きだが、こういう孤高の小さな湖もまた、僕はけっこう好きなのである。行ってみたらやっぱりすばらしい。で、今日は2回目。行きは高速で軽井沢経由(ここでかなり渋滞)、帰りは国道の下道でいくつか峠越えで。
読書、バルサミコ
連日、敷地と畑の草刈り。ミョウガの初収穫。今期は十分に草刈りの手入れをしていたので、ミョウガがすこぶる元気である。これから秋まで、売るほど穫れてしまうだろう。カボチャのつるを誤伐してしまう。こぶし大に結実していたのに残念。ところがこの未熟のカボチャをかじってみると甘くてなかなか旨い。ズッキーニに似た味なのだった。石垣のきわに植えミニトマトが順調に実をつけ、毎日数個づつ完熟の実を食べている。