静岡講演旅3./柿田川湧水群


朝食後、土肥を出て海岸線を北上する。コペンのトランクは小さく、紙芝居のフレームとギター2台、それに着替えなど旅支度でいっぱい。というわけでオープンにできないのが残念、オープンにするには屋根部の格納スペースがトランクに必要なのだ。

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途中の岬で古墳跡の散策コースがあり、そこでジャコウアゲハを久しぶりに見る。このチョウの食草はウマノスズクサで、いわば人の手で管理された草原性のチョウであり、行き過ぎた土木整備、管理放棄と除草剤の手入れが蔓延した今日、絶滅が心配されるほどになってしまった。僕が少年の頃は、水戸市内の中学校の土手にずいぶん飛んでいたものである。

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帰りは富士山の裾を通って秩父の山越えで帰る。途中で相方に見せたかったのは「柿田川湧水群」と「青木ヶ原樹海」。柿田川は富士山麓の水を集め、地下の割れ目を通じて、ずいぶん離れた清水町の一角で湧水を吹き出し、清らかな川が突然始まるのである。すぐ近所には郊外店のひしめく4車線の国道があり、工場なども隣接するのがとても奇妙な感じがするのだ。

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講演後の夕食バーベキューで入手した情報に「富士宮の焼きそばがウマイ!」というものがあり、2件ハシゴしてその味を確かめた。まず「麺が太く硬い」。「肉カス」と呼ばれるもの(豚肉の脂身を熱してラードを取り去った後の残りかす)が入る。これが九州ラーメンにも似た動物的臭いをたて、「オリジナルソース」による味付け、そして仕上げの「イワシ節の粉」が強烈さをまとめる。この4点で、独特の焼きそばをつくりだしている。僕らが最初に入ったのは、商店街の奥まったところにある老舗で、タレント連れのテレビ局が取材に来たばかりだそうだ。

帰還したのは夜の9時近く。県道クラスの山越えでも道は100パーセント舗装されている。コペンの走りはこんな旅にぴったりで、本当に楽しかった!

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