シオジの杢/集落支援員in持倉(9)


集落支援員で神流町に向かう。久しぶりに雪が降った。水分の多い重い雪で、積雪量は少ないものの、木々にはよく張り付いた。

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椹森を過ぎると雪量が増えてくる。持倉の集落は霧がかかっているようだ。途中で除雪車に出会う。まだ持倉までは雪が掃かれていないようだが、轍(わだち)があったので走行可能と判断し、先に通らせてもらった。

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いぐさ味噌/集落支援員in持倉(8)


山村振興のアイデア


神流川の谷間は寒い。ダムの流れ込みは氷結していた。

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集落支援員の仕事は、最終的にはその地の過疎振興のための企画を起こすところまでできれば理想的だ。9月から仕事を続けてきて、ようやく私にひとつのビジョンが浮かんだ。yuiさんと囲炉裏にあたりながら、そのアイデアを煮詰めてみた。

今日は県から企画部長が持倉を訪れるので、そのスケッチを形にしてみたいと思い、道の駅「万葉の里」で早い昼食をとり、そのテーブルでノートに絵を描く。その後、役場を訪れコピーを取ってもらい、持倉へ。Sさん宅へ。

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カツラと横畑/集落支援員in椹森(6)


集落支援員で神流町の椹森へ。前回、探索を試みた神社が空振りだったので再チャレンジする。

沢の奥の二股の中央に道を発見した。

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導かれるように、椹神社の社前に出た。

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黒滝不動ヘ/集落支援員in椹森(5)


翌日は椹森へ。集落の一番手前にあるお宅のおばあちゃんに椹神社への道を訊ねる。今日はこの神社と、できれば山上の畑地を確認したい。堰堤工事中の沢から山に入り、上り道が見あたらないので右手の急斜面を上っていく。すると廃屋に出会った。2万5千分の1地図に黒ポチで載っているのはこの家らしい。

神社は見当たらない。林道のガードレールが見えたのでいったん道まで出ることにする。途中、この廃屋の持ち畑であろうと思われる石垣をいくつか越えていった。

林道はかなり立派なもので県林務部による「森林居住環境整備事業」のプレートがある。

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