オニグルミ食べる


朝、連載の原稿書き。僕は明け方の意識が朦朧としている布団の中でアイデアや文章が浮かんできたりすることが多い。いつもの遅~い「朝食兼昼食」の前にクルミを食べた。これは今回の旅先で拾ってきたものだ。兵庫で間伐崩壊の山を撮影していたら、道ばたにクルミがどっさり落ちていたのだった。

日本産のオニグルミはとにかく硬い。トンカチで叩いて割るのだが、ぐじゃぐじゃになってしまったりする。そこで、いったん水に漬けてから、火で煎ると中央の筋のところに割れ目がひらく。そこをナイフで割ると二つにきれいに割れる。でも熱で味が若干変わるのだ。本当は、オニグルミはそのまま割って生で食べるのがいちばん旨い。シーズン新物の味はそれはそれは感動的である。

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スギ箸で/Y先生の快気祝


道普請を終えて「天気もこんなだし(小雨)、オオウチさんの都合さえよけりゃ今日どうだい?」とイタルさん。Y先生の快気祝いを明日に予定していたんだけど、そんなわけで変更になりあわててアトリエの掃除、そして仕込みに入る。まずは茹でジャガ、チンゲンサイのクルミ和え、ダイコンとニンジンのなます、ニラ入り卵焼き。他に炒め物とそうめんも用意。

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フキとチャーハン


Y先生やイタルさんの指導のもと、ド素人の僕らが見よう見まねでやってきた畑仕事。それは敷地の整備と歩調を合わせて進んでいった。なにしろ、2年ほど放置された場所だから、雑草・灌木刈りから始めねばならなかったのである。小石の多い傾斜地の畑という特殊性に加えて、この畑敷地がかつてどのような使われ方をされたのか? という問題もある。

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ムラサキ


朝、Iさんの山に一緒に入る。クリの薪を貰えることになったのだ。林内にかなり昔に割ったものが野ざらしに積まれている。だが、クリは水に強く腐りにくいから大丈夫なのだ。Iさんは自転車で鬼石まで帰るという。畑敷地で開墾していないところにヒメジョンが咲き始めたので下刈りする。ついでにフキを摘んで茹でる。

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草刈り、フキ採取


水路の中の草刈りをしていると、イタルさんが通りかかる。「ラッキョウ植えてみるかい? 明日、苗をやるよ」夕刻までに畑に3畝を新たに造成する。庭と敷地にオオバギボウシが出てきた。敷地の草刈りをやりながら、今日はまたカボチャ苗を植えてしまった。ちょこちょこと穴を掘って植えてしまえばいいわけだから、楽なんだけど。しかし、全部収穫できるとなると40個以上になるはず。

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