みちのく温泉麺食い紀行5.(山形、蔵王温泉)


林業取材を終えて宮城へ向かう。山形市内でコインランドリーで洗濯。市内には目を見張るばかりの古い建物が残っている。東北も盛岡~仙台筋になると新建材住宅だらけになるが、奥羽の中道はまだまだ古い建物が健在である。現役の茅葺き民家も目にする。金山町のように、地元材を使った在来工法の建物に助成を出し、景観保存をしている町もあってこれはこれですばらしいと思う(写真下)。

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みちのく温泉麺食い紀行3.(岩手、湯元温泉)


次の取材先、山形県に移動。

途中、岩手和賀郡の湯元温泉に入る。おそらく地元の人以外はほとんどやって来ないという共同浴場「丑の湯」。250円。はきはきと喋るおじさんが入り口の料金所にいて、ひなびた和室の休憩所がある。温泉分析表によれば「低張性弱アルカリ性高温泉」、ボーリングの動力くみ上げだが、源泉は88度もある。無色透明で匂いもほとんどなし。

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地元のおじさんたちの方言が強烈である。YKもおババの会話がほとんど理解不能だったらしい。けっこう早口なのである。


みちのく温泉麺食い紀行2.(岩手、台温泉)


岩手に入る。

取材先の町にちょうど町営キャンプ場をみつけた。その近くにも、日帰り温泉施設が数カ所あった。が、沸かし・循環に違いなく、古い温泉地の花巻温泉まで入りにいく。情報がないので温泉街入り口にあった食料品店のオバさんに聞いてみる。すると奥にある台温泉のほうが湯質がいいという。

この「人にモノを聞く」というのが、相方YKはハズカシくてできない。僕はぜんぜん平気だ。これは関東東北系の出身と、関西系出身のちがいもあるのだろうか? 東北の人はスレていない。なんでも親身になって教えてくれる。

台温泉はなかな渋い小さな温泉街で精華の湯(500円)は源泉掛け流し(加水のみ)。湯は透明だが湯の花があり硫黄臭があって良い湯だった。ただし、湯屋の窓がはめ殺しで天井にも空気抜きがないので、閉塞感があってちょっと疲れた。

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みちのく温泉麺食い紀行1.(福島、飯坂温泉)


林業の取材で岩手・山形へ行くことになり、中古の箱バン(軽4WD)を購入。中にキャンプ道具を入れて進路を東北へ。オモテの林業取材はいずれ「結実」をみてもらうことにして、このブログではウラ旅の食&温泉について紹介する。

まずは福島県の飯坂温泉へ。有名どころで歓楽街のイメージがある温泉地だが、意外にも共同浴場(外湯)が9カ所もある。そのうちのひとつ「八幡温泉」へ。住宅地の中にひっそりと佇む。料金は200円。朝6時からやっており、深夜に飯坂に着いた僕らは、公園の駐車場で仮眠してから、朝方入りにいった。飯坂の湯は熱い。その湯は惜しげもなく掛け流しである。無色透明だが、ほのかな良い匂いがする。熱い湯は効く効く・・・。

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南志賀高原、上田、別所温泉へ


昔から山と高原、そして渓流が大好きであった。僕の生まれの地、茨城県には高い山はなく、渓谷と呼ぶにふさわしい川もない。山深い長野は、子供の頃から憧れの地であった。

草津から白根山を抜けて、南志賀高原へ。そして信州上田へ行ってきた。ほんとうは南志賀の温泉へ日帰りの予定だったのだが、あまりにも天気がいいので、上田へ一泊。上田城跡や別所温泉へも足を伸ばしてきた。

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