岩手に入る。
取材先の町にちょうど町営キャンプ場をみつけた。その近くにも、日帰り温泉施設が数カ所あった。が、沸かし・循環に違いなく、古い温泉地の花巻温泉まで入りにいく。情報がないので温泉街入り口にあった食料品店のオバさんに聞いてみる。すると奥にある台温泉のほうが湯質がいいという。
この「人にモノを聞く」というのが、相方YKはハズカシくてできない。僕はぜんぜん平気だ。これは関東東北系の出身と、関西系出身のちがいもあるのだろうか? 東北の人はスレていない。なんでも親身になって教えてくれる。
台温泉はなかな渋い小さな温泉街で精華の湯(500円)は源泉掛け流し(加水のみ)。湯は透明だが湯の花があり硫黄臭があって良い湯だった。ただし、湯屋の窓がはめ殺しで天井にも空気抜きがないので、閉塞感があってちょっと疲れた。
スーパーで食料や酒などを仕入れ、後部座席を倒した空間で車内キャンプとしゃれ込む。車内につり下げたローソクランタンがなかなかいい。
安ウイスキーをシェラカップで飲めば、気分は学生時代に戻ったような・・・。