本島へ


翌日は丸亀港から本島へ行こうということになった。私たちは約束の出船時間ぎりぎりに港に着いたのだが、ちょうど瀬戸内国際芸術祭の秋期最終土曜日であり、港には人がごった返しており、駐車場はだいぶ離れたところでその船に間にあいそうになく、N氏に先に渡ってもらうことにした。

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瀬戸内海歴史民俗資料館


熊野から友人が遊びに来たので五色台を周遊。

瀬戸内海歴史民俗資料館を案内する。五色台は高松市から坂出にかけて海沿いにせり上がった溶岩台地の山で、道からの展望もよいドライブコースである。大部分が瀬戸内海国立公園になっていて山上の道沿いに宿泊施設や博物館などが点在する。山中に四国霊場第81番札所白峰寺、82番札所の根香寺があるので、ときおりお遍路さんの姿も見かける。

瀬戸内海歴史民俗資料館はまず建物がよい。内部はコンクリート打ちっぱなしだが、外壁は工事の際に出た石を積み上げてある。設計は当時香川県建築課課長であった山本忠司。石はイサム・ノグチのパートナーだった泉正敏さんが積んだものだ。

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電子書籍『むささびタマリンものがたり』アップしました


前々からヒマを見つけては編集していた電子書籍『むささびタマリンものがたり~大内正伸 作品集 Art Works 1985-2004』をアップしました。すでにサイドバーの「最新著作・講演」の冒頭に画像と簡単な内容を記載しましたが、

オールカラー100ページ。初期1985年から西多摩時代2004年までの絵画、オリジナル紙芝居、個展などを網羅した作品集です。森林・林業から「山暮らし」への軌跡がこれでわかる、ファン待望の電子本。

というわけです。

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「やまだ」のお好み焼き


台風一過ですごくいい天気だった。ここ数日、海霧で山が霞んだ日々が続いていただけに、景色が美しい。大好きなドライブコースの岬を通る。大槌島、小槌島と、二つのピラミダルな島が並ぶビューポイントの「大崎の鼻」、ここは高松市と坂出市の境界でもある。

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