栃木へ農業関係の取材へ行った。

囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
研修の宿で出た朝食がまた美味しかった。米がすばらしい。昼食の弁当も非常に質の高いものだった。煮物の味わいが淡く、味付けが細やかだ。
「夢の谷」と名付けられた谷地田の田んぼ。休耕田で荒れ地だったところを再生し、冬みずたんぼを実践している。ここに田んぼの方々が酔狂にもイトミミズを祀った神社(!)を建設した、というので僕らも見に行った。

HPトップに「ふゆみずたんぼと自然農」というコンテンツを新たに掲げた。森林再生に関わって10年。間伐の本を2冊書き、今月は作業道づくりの著作が出版される。僕が次に向かうのは「農」である。とくに「田んぼ」であることを、ここで宣言しておく。
これでオオウチは森林から離れてしまうのか? などというご心配はご無用。森林に関しては今回の出版を機にコンテンツを以前のホームページ同様充実させていく。鋸谷式間伐や四万十式作業道のダイジェストをアップする予定だし、間伐掲示板も復活する。そして家づくりから囲炉裏まで「木を使う」というノウハウを平行して追求していく。
さて、ハンバーグのファミリーレストランの「びっくりドンキー」が自然農、とくに「ふゆみずたんぼ」を支援していることを聞いていたので食べにいった。ここは店の内外装が奇抜で面白いのは知ってますね? 箸は竹で、紙ナプキンはサトウキビの繊維を混入してあるのであった。

遠方から友人が訪ねてきたので、アトリエ式のおもてなしをする。といっても、たいていはいま僕らが凝っている生活形態や食をそのまま体験してもらうのだ。みんなブログを読んでいるので、きっとそういうことに興味があるだろうから。
前々日から小麦を石臼で挽き、塩水で練って寝かせておいた。夜はそれで根菜と菜の花を入れた「おっきりこみ」を、翌朝はエゴマを入れたチャパティを作った。夜のつまみは煎りたてのどんぐりや落花生。朝は一緒に畑を散歩しながらクレソンを摘み、それとヤーコンと煮豆を入れたサラダ。
鰹節を削り、囲炉裏の炎をあやつりながら出汁を取り、野菜の具を油いためしてから出汁を入れて味付け。煮えたら麺棒でのして切った麺を投入。という一連の作業をお客さんの目の前で演じるわけで、考えてみれば贅沢なショーかもしれない(笑)。