清水トンネルは懲りたので長野まわりで帰ることにする。上田へ向かう。ここでどうしても食べてみたい蕎麦屋がある。毎回タイミングが合わず食べそびれていたのだ。故・池波正太郎も愛したという名店「刀屋」である。早めに着いたので図書館で時間をつぶしてから開店30分前に到着。
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新潟周遊
翌朝はホテルでチェックアウトぎりぎりまでPCで仕事などをして市内の市場を見に行く。といってもアーケード街の中にあるのだ。これはおせんべい屋さん。割れの袋詰めを格安で売っている。
糸蚯蚓神社
研修の宿で出た朝食がまた美味しかった。米がすばらしい。昼食の弁当も非常に質の高いものだった。煮物の味わいが淡く、味付けが細やかだ。
「夢の谷」と名付けられた谷地田の田んぼ。休耕田で荒れ地だったところを再生し、冬みずたんぼを実践している。ここに田んぼの方々が酔狂にもイトミミズを祀った神社(!)を建設した、というので僕らも見に行った。
新潟、水のちから
北は岩手から南は宮崎まで取材旅行に活躍中の4WD中古軽バン「アクティ」だが、実は高速に乗るのも初めてなら、冬の雪国を走るのも今回が初めてなのだった。
深夜、水上まで下道を行く途中で雪道に変わり、インターでチェーンを装着する。清水トンネルは長く、路面に雪がないのでその手間のパーキングでチェーンを外し、トンネルを出たところでまたチェーンをつける。かなり面倒だ。
新潟側は吹雪状態だった。路面も真っ白。
ユーカラ、殿堂入り
自然農取材で新潟へ出発。阿賀野市で環境創造形農業の研修会があり明日の午後からの1泊2日の全行程に参加するのである。明るいうちにアトリエを出て太田方面へ向かい、まず、前々から気になっていた西大泉のブラジル人街を見にいった。群馬県は日本でいちばんブラジル人の人口が多い。工場に働きにきているのだ。その人たちが買い物をするマーケットが群馬県南東にはある。肉やソーセージ類が豊富なのはもちろんだが、乾燥豆もたくさん置いてある。レンティルやヒヨコマメ、スプリットピーなどは日本のスーパーなどより安くてお買い得だ。
その後、喫茶店で資料のチェック。直ったばかりのノートパソコンで文章などを書くがバッテリーが1時間ちょいしか保たない。車のシガーライターからパソコンの電源をとれないか? と以前から考えていたのだが、ジョイフル本田でそれ用のコンバーターを見つけてさっそく購入。これがなんと1.980円。こんな値段で買えるとは知らなかった。
今日は夜通し運転し、どこかのパーキングで仮眠する予定なので、夕食はパスして深夜の名店(前橋の中華屋)で夜食をとった。夜食といってもこれが群馬のB級グルメの間では有名店で「ユーカラ」といい深夜11:30から営業を始め3:00で終了という超変わった店なのだ。で、開店前30分に行ったのだが、なんとすでに10人以上の行列ができている。