昨夜の温泉が釈然としなかったので、朝もう一軒入りにいく。俵山から10数キロ先にある湯本温泉の共同浴場「恩湯」である。まず建物がいい。値段が安い(140円)。驚いたのは朝も早いというのにすでに10人以上の人が湯に浸かって談笑している。
“屋久島紀行20.(山口周南、本州最後のツルたち)” の続きを読む
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
昨夜の温泉が釈然としなかったので、朝もう一軒入りにいく。俵山から10数キロ先にある湯本温泉の共同浴場「恩湯」である。まず建物がいい。値段が安い(140円)。驚いたのは朝も早いというのにすでに10人以上の人が湯に浸かって談笑している。
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昨夜の泊まりは鹿児島のTホテル。駐車場料金は900円と高い。夜、天文館通りという繁華街方面に出て「和田屋」という老舗の鹿児島ラーメンの店へ。鹿児島を初めて訪れたのは20年近く前のことだが、桜島の粉のような火山灰が町に降っていた。この街がいっぺんで好きになった。そのときは「のぼるや」で食べた。和田屋のラーメンは洗練されたる味わいだった。スープは豚骨でも獣臭さはないのである。鹿児島ではお通しに大根の漬け物が出る。
さて朝の出発時、駐車場のおじさんが群馬ナンバーなのを発見して話しかけてきた。「鹿児島の街は人が多く夜も活気があるね」と印象を述べると「とんでもない!」とおじさん。実は半年前、巨大マーケット「E」が市郊外にオープンし、街の客が激減したという。市内の飲み屋が1000軒もつぶれた(3000軒が2000軒になった)というのだ! 駐車場のお客も夜だけは変わらないが、昼間はガラガラになってしまった、と。