石垣取材旅10(茶畑の石垣)


三重から名古屋を通過。海側は工業地帯ですごいトラックの洪水だ。喉が痛くなってくる。まったく、こんなことが大都市周辺では毎日繰り返されているのだ。安城市の道の駅泊。スーパーに行って夕食を仕入れる。揚げ物にパック麺、それにポテサラなど。んー、飽きてきたな。

翌日は浜松市内でモーニング。静岡から安倍川の梅が島温泉を通過して山梨に抜けることにする。安倍川沿いには石垣のお茶畑が広がっていた。

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安倍川の河原から採った石のようだが、コケの感じからして相当古い時代に造成されたもののようだ。

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途中の集落に見事な石垣を発見。隅の部分がまるで城郭の石垣のように反っており、算木積みという長石を交互に組み合わせた手法。

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峠を越えて、身延側には石垣の棚田があった。減反のせいか稲はなかったが。

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石の構造は同じだけど、内側に水漏れを防ぐシートが割り竹で止められている。

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日帰り温泉は梅が島温泉ではなく峠を越えた先にある下部温泉を目指した。前回ここの「源泉館」が時間切れで空振りだったので再挑戦。が、行ってみるとここは混浴とのことで断念。かなりオバさんが多そうだった。

結局、運転しながらパンを齧りつつ山梨から雁坂峠を越えて、一気にアトリエまで帰ってしまうことに。軽バンのセカンドカーHONDA「アクティ」は、走行距離12万キロを越えているというのに絶好調で、今回もまたほとんど下道だけで、高速を使った区間は淡路島から鳴門へ渡るときだけ。

2万円代で買ったカーナビは小さく見づらいことはあるけれど、YKにナビゲーションを任せたのでラクだし、下道を走るにはすごく役に立った。いま、国道よりも県道クラスの道が空いていたりするし、その地方特有の家並みや風景を見るにも下道はいい。

11日間のうち車中7泊、ホテル3泊の旅であった。


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