苗もらいとココイチ


だいぶ仲良くなった二人です。突然だが、矢野さんから北海道の見立てに同行してほしいとの依頼。一度は断ったのだが、行くことにした。猫たち、バッグを取り出して旅支度・・・のじゃまをするの図(笑)。

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大地の再生@仙台秀明/土地の記憶と命をつないでいく


翌朝、早朝の現場にて。敷地の真ん中に残されたシンボルツリーのサクラ。周囲を毎日のように重機に踏みしだかれ、気息奄々に見える。「これ、大丈夫なのですか?」という私の問いに「なんとかなるでしょう・・・」と矢野さん。

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大地の再生@仙台秀明/芝張り、アズマネザサ、三つグワ


仙台市郊外、コンクリートとアスファルトで造成された道路や宅地の中に、島のように残された高台の里山地。震災復興の拠点として、近代土木工事によって息の根を止められようかとしている仙台だが、その丘からは遠く奥羽山脈の山並みが見え、高台だというのに井戸水が湧き出ている。

そこに神慈秀明会という宗教法人が神殿住居を建設することになり、矢野さんらが敷地の整備を任されることになった。大地の再生視点からすれば、既存の里山自然をできるだけそのまま活かし、さらに気脈・水脈を通す整備をするはずだが、現在の法規では建物周りを造成し、張り芝などをしなければならない。つまり、里山に残されていた木々は根こそぎ引き抜かれるか、伐採されてしまうということなのだ。

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道の重要性と疲弊した山林と


翌朝、早朝に仙台へ。レンタカーと北陸新幹線を使って大宮まで。そこから東北新幹線に乗り替える。車中でも矢野さんの話は興味が尽きない。八ヶ岳山麓の広大な農地をまっすぐに突っ切る道について、早速語り始める。

道は非常に重要な構造物である。

道が直線化、平坦な斜面化すると水が走り、周囲が薮化する。

畑の場合は泥を引っ張る。

周囲の水を引っ張ることで、大地は浸透性を失う、通気機能が損なわれるから。

分散しながら浸透する道がよい。それは植物の根っ子の機能そのもの。

道は人が自然と付き合う接点。全ての生き物が生態系に関わる出発点が「道」。

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八ヶ岳のシェアオフィスにて


アトリエの近所のバス停から路線バスの始発で高松駅へ。ジョルダンで調べた通り7:48発で長野へ向かう。まずはマリンライナーで瀬戸大橋を渡る。しかし、今年はすでに何回この橋を渡ったかな・・・。

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