屋久島・2日目/アペルイ〜ヤクスギランド(その2)


ヤクスギランドに入る。川は透明で土砂の堆積も見当たらず、先日の豪雨被害の影響はまったく感じられない。

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屋久島・2日目/アペルイ〜ヤクスギランド(その1)


新たにできたゲストハウス棟で快適な睡眠がとれた。アペルイは料理の調味料にまでしっかりこだわっていることは前のブログ記事にも書いたが、寝具も化繊ではなく純棉(森製綿所謹製)のものが使われている。

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屋久島・1日目/一湊〜西部林道


「大地の再生」関連で屋久島に行くのは4度目。思えば昨年の4月、第一回目の屋久島講座が私の大地の再生デビューだった。いつもは自家用車を連れてフェリーで行くのだが、今回は初の飛行機利用。羽田から飛んできた矢野さんを迎えて、池田湖と開聞岳を見ながら本土を離れる。

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「あ・うん」と浄化槽、シーモアと私


早朝、矢野さんの車で新横浜に向かう。車は駅の駐車場に置き、そこからは新幹線で豊橋まで。今日は個人宅の屋上緑化のメンテナンスである。私は帰り道でもあるので、ちょっと覗かせてもらうことにしたのだ。昨夜の就寝は12時過ぎ、今朝は4時起きである。私もタフだが、矢野さんは作業をこなしているのだから、その比ではない。

移動中もずっと話が続く。昨日会った自家採種の活動家(日本人女性、アメリカ在住 Seed from Earth)の話に興味を持たれたようだった。ご自分の拠点である上野原の実験農場に今年から本腰を入れ、放棄地を再生するシステムを一般化したいようだ。それを社会弱者の救済につなげたいという・・・そんな夢を語った。

豊橋は個人病院のバルコニーの庭造りだった。以前他の業者がやったものがうまくいかず、矢野さんに回って来たらしい。木の配置はそのままに、要所に通気浸透水脈を入れ、植栽の追加、風の剪定、入念なグランドカバー・・・と作業が続いた。

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葉山と山梨


葉山の御用邸のすぐ近く。ネットで見ると古い木造家屋なので面白そう・・・と思っていた民宿だが、ごく最近建て替えたようでばりばりの新建材住宅になっていた。部屋はスタイロ畳に壁・天井はビニールクロス、化繊のカーテン、窓枠もMDF(擬似木)。自然素材の建築設計をしているWさんも僕も、普段から新建材にほぼ無縁な暮らしをしているので、その化学臭をすぐにキャッチする(しかも布団は洗剤・柔軟剤臭が)。

新築で外見もスタイリッシュ、しかしその内部は化学臭に溢れている・・・というのが現代日本の家の常態である(だから24時間換気システムが法律で義務化されている)。地中からはグライ土壌が有機ガスを、家の換気扇からはホルムアルデヒド系の有毒ガスが常に排出され、そして排水には合成洗剤と柔軟剤。でも朝飯はさすがに葉山というべきか、しっかり豪華だった。

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