大地の再生たんぼ、国立のジョナサンにて


雨の中、早朝から矢野さんたちの田んぼに案内される。噂には聞いていたが、源泉掛け流しの温泉みたいに、水を流しっ放しの田んぼなのだった。イネはもともと湿地帯の植物で、その原生環境に近づければ手をかけずともしっかり育つのだという。

まずは手前にマコモダケが育つ田んぼがあり、既存の水路からの流入はそこから始まる。

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談合坂のアラビアータ


大地の再生の打ち合わせで山梨県上野原市へ。明後日は静岡県浜松市で開催されるイベント「ラブファーマーズ」にゲスト講師で参加するので、薪割り道具や鍋などを持参。なので当然車。高松から上野原までは高速走行で約7時間30分の道のりだ。途中、打ち合わせが談合坂SA内で、という連絡が入る。

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講演のスライド編集


明日から大地の再生の打ち合わせと静岡のイベントに出かけねばならない。9/1の静岡のイベントでは45分の講演と1時間半のワークショップが予定されていて、講演のスライドはたいてい前回(@香川大学)のものをアレンジして再構成するのだが、2年前の「国営讃岐まんのう公園」での講演会で初めて図示構成した私の来歴「住んだ場所と野外活動遍歴」に加えて、今回は屋久島のアプローチから三省との出会い、そして「再生」というテーマに至る文化的・書籍的遍歴を図示してみたいと思った。

というのも、静岡浜松で行われる「ラブファーマーズ」というイベントは、アメリカ・カルフォルニア州の「エコファーム・カンファレンス」をモデルに生まれたものなのだ。これは当然カウンターカルチャーの流れを受けており、辿ればビートニクの文学運動にも行き着くに違いないのである。

ビート詩人の一人であるナナオ・サカキを初めて見たのは2000年に湯島聖堂で行われたポエトリー・リーディングの会場だった。ここで山尾三省やゲーリー・スナイダーにも出会ったわけだが、翌年東京西多摩のあきる野市で行われた野外イベントで、僕は偶然にもナナオと同じステージに立つことになる。もちろんナナオは自作詞の朗読。そして僕は、前の年に完成した紙芝居『むささびタマリン森のおはなし』を演じたのだった。

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キャンプ準備、資料作り、深夜の出発


明日から滋賀県の川に2泊3日の予定でキャンプに行く。「焚き火ぐらしキャンプin 奥永源寺」と題し、僕が講師で招かれる有料のキャンプイベントである。なんだか近頃キャンプが流行っているみたいですね♬ というわけで「大地の再生」の仲間で夏に子供キャンプをやろう!・・・と東北の雪降る現場で盛り上がっていたのだった。

山暮らしの本でちょっとは有名になった僕だが、何を隠そうキャンプの達人でもあるのだ(主催者は知らないと思うけどw)。このダンロップテント(世界初の吊り下げ式のドームテントを開発したアウトドアブランド)は2代目で、初代は若い頃の日本アルプス放浪でボロボロになるまで使い込んだものだ。

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新大阪〜広島(プレゼン資料づくり、被災地見学)


今回の台風10号、かなりの大型なので「本四架橋」が早晩通行止めになるのは確実。高松道ですでに時速制限が出ており、実際に風はかなり強い。淡路で休憩を入れて一気に本州へ渡る。深夜にひとりSAのフードコートで蕎麦を啜るのも侘しくていいものだw。鳴門わかめがたっぷりでけっこうウマかった♬

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