囲炉裏と灰と山林と


一日囲炉裏を燃やしながら、あれこれ実験したりする。僕も寄稿している『現代農業』最新号の灰特集がなかなか面白い。囲炉裏を使うと毎日灰まみれになるが、この灰というやつなかなかのスグレモノで、健康にも役立つらしい。灰というのは有機物が燃えてミネラル成分が残ったものだ。また、煙の中にも気化しやすいミネラルが含まれているという。灰を使った「あくまき」という郷土料理を鹿児島で食べたことがあるが、これは灰の成分を利用した健康食だという。灰を入れた入浴剤は疲れ知らずの身体を作るという。ということは、囲炉裏の灰まみれ生活は、なんと健康法にもなるではないか!

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野菜サラダ、秩父夜祭


朝、畑に出てホウレンソウ、ハクサイ、フェンネル、パセリを摘んで、それらすべてとカブのスライスを混ぜたサラダをつくる。材料は手で一口大に手でちぎり、水でさっと洗ってサラダスピナーで水きりする。ドレッシングはオリーブオイルとワインヴィネガーをベースに塩、醤油、バルサミコ、黒コショウ、そこに柚子の皮のスライスをパラリ。

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マダケ入手、バラ肉の煮込み


実にいろいろあった一日。朝から囲炉裏の火で豚バラ肉と昆布、ジャガイモ、ダイコンの鍋をコトコトと煮続ける。昼頃、Y先生とかねてから約束しておいた竹伐りと、柚子の木を見に行く。アトリエ敷地には竹と柚子の木がない。それを話すと「ウチの竹を伐ればいいよ。柚子の木もあげるから」とY先生。

竹は今がちょうど「伐り旬」だ。他の季節に伐ると虫食いにやられる。加工モノに使うにはモウソウチクよりマダケがいい。しかし伐る本数や位置について、Y先生の指示は厳格だ。山暮らしにおける「所有」の概念と手入れの厳しい感覚を教わった。

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冬桜、ニコニコ亭


今日は桜山公園で湯原昌幸歌謡ショーが行なわれる日。僕らはこの日を楽しみにしていたのだ。ロングランヒット曲“冬桜”の旋律とかプロの歌い方とかトークの上手さとか、多いに参考になった。

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ドングリパンケーキ、白菜鍋


個展最終日、Y先生ご夫妻とななくさで食事をし、搬出を終えて翌日からの個展販売の搬入の方々と入れ違う。その足で城峰公園へ。鬼石の桜山公園は冬桜で有名だが、神流川をはさんで対岸埼玉県側にあるこの公園も冬桜で売り出している。帰りは神流ダムの右岸を走って帰還。夕映えの紅葉が奇麗だった。

アトリエのカシの木の下のある紅葉(もみじ)も真っ赤に染まってきた。朝、相方が精製していたドングリの粉でパンケーキを焼いた。小麦粉を半分、卵を1個使ってベーキングパウダーをいれてフライパンで焼く。囲炉裏の煙が立ちのぼり、玄関から差し込む朝の光の筋が美しい。下駄履きでハーブ畑に行き、スペアミントと月桂樹を摘んでドングリパンケーキにハーブティーを添えた。

夜は初めて採取した畑の白菜で鍋。白菜はちょっと小さめだが、生でかじると驚くほどの甘さがある。鍋で煮込んでもシャキシャキ感があって本当に美味しい。アトリエの畑の産物には感動しっぱなしなのである。

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