かねの台座を作る


事務仕事や雑用が山のように溜まっているというのに、バロンが【飯追加コール】【遊んでくれコール】を頻発するのでイライラして進まない。外に連れ出して少し走らせることにした。

でも、すぐに下屋の中にすっ飛んで戻ってしまう。こやつかなり臆病である。ならば薪でも作るか・・・私が外で作業しているれば少しは安心するだろう。案の定バロンはパルテノンの中に入り込み、積んだ薪に登ったりして遊び始めたのだった(オドオドしながらだが)。

薪割りはバロンがいては危ないので、枝を短くノコで切っていた。ヤマザクラの枝薪を見ているうちに、今日はあれを作ってみようと思いついた。仏壇のかねの台座である。

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厨子の台座(テーブル)を作る


先日以下のように書いたテーブルづくりに着手。

またDIYの必要にかられている。新たにテーブルが必要になる。テーブルというよりも台座といったほうが正確なのだが。

それは作業机・仕事机ではないので、どっしりとした機能は必要ないのだが、なにか象徴的な意匠のようなもの欲しくなってくる。とはいえ、この部屋にちゃらちゃらした装飾は似合わない。ミニマルな感じでそれを表現したい。

上に乗るのは厨子なので、テーブルというよりも台座(祭壇)の性格を帯びる。天板は愛工房のフローリング材をつないで作ることに決めたが、その下の板の止め方・脚の作り方がモンダイだ。

以前作ったミニテーブルのように、下に角材を置いてビス止めし、その角材に沿って脚をつければ簡単なのだが、それではあまりに簡易的すぎて厨子とのバランスがとれない。

そこでヤマザクラの枝丸太を皮付きのまま、前脚2本に使うことを思いついた。これは存在感が強烈である。が、天板との接合をどうするか?

閃いたのは以前の餅つきで作った石臼台座の「井桁組み」である。木目のいい鴨居用の長材(断面30×40mm)が残っている。それを井桁に組んで接合部の芯に丸太の芯を合わせダボ止めする。これなら見た目も美しいし、祭壇としての象徴性が出せるのではないか。

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カッティングボードを作る


2~3月の自宅見学会&個展のとき、ヤマザクラの薪材を貰った。ヤマザクラは浮世絵の版木に使われるほどの硬い良材で、皮がまた美しく、秋田の樺細工は工芸品として有名である。

全部を薪にしてしまうのはもったいない。とりあえず貰った中で一番太い丸太を半割にし、パンを切ったりするときの「カッティングボード」を作ってみた。

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サクラ咲く2016


4/2、サクラのつぼみがふくらみもうすぐ開花。

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4/3、開花はじまる。

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4/5、ほぼ満開に。手前、ウチの敷地の黄色花はキジムシロかな? と思ったら、キンポウゲ科の「トゲミノキツネノボタン」という花だった。アフリカ、西アジア、ヨーロッパ原産の帰化種で、西日本で多く発生しており、麦畑などの雑草として駆除対称となっている。ウチの畑にもたくさんはびこってきた。でも花はきれいだ。

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