ウドカレー


本業の仕上げが滞っているというのに忙しい季節になってしまった。この季節は畑に植えたり蒔いたり草も生えてきておまけにシラカシの落ち葉が積もる。外回りだけでもやることがいっぱいなのだ。保存しておいたサトイモとヤーコンとコンニャクイモの根茎だが、麦穂わらにくるんでおいたにもかかわらずサトイモは全滅。ヤーコンは発砲スチロールの箱に入れたのがよくなかった。半分はダメになった。けっきょく杉樽に麦穂わらに入れたコンニャクが元気よく発芽。

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麦をまく


数週間前、イノシシに畑のネギを荒らされ、そのまま放置しておいたのだが、まるでトラクターで耕したみたいなその場所は、季節がら雑草の勢いもなく「何か植えて」状態だった。そこで麦を植えることにした。せっかく完全囲いを施したことだし。

昨年は上の畑で試験的に麦をばらまいてみた。よく育っていた。が、結実と同時に鳥たち(たぶん)にすっかり食べられてしまった。来年の収穫時にはその対策もたてねばならないが、とにかく種は播かなきゃ何も始まらない。

甘楽の直売場で買った「地粉」がとても美味しかったので、問い合わせて種の入手先を聞いたところ、近くの製粉所を教えてくれた。さっそく買いにいった。親切なおじさんが応対してくれ、倉庫から種の袋を持ってきてくれた。

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エノキに会いに


今日は霧がただよっているが、昨日はすばらしい天気で、庭に出て陽光を浴びていると、身体に波動が降り注いでいる感じがわかる。クリスタル(水晶)を眉間に近づけると、敏感な人は頭の周囲がフワーっと柔らかな波動に包まれる感じがわかるが、そのクリスタルの何百本もの束が、天地や植物たちから降り注いでいるかのような5月の山である。

午前中は畑の草刈り。コンニャクイモを植えた。昨年、畑の中か生えてきたものを、茎が枯れてから掘り出しておいたものだ。これは1年子だが、これを3回繰り返し、3年子くらいでコンニャクとして加工できるような大きさになる。

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スギタニ、赤城のヤドリギ


今年もスギタニルリシジミが飛び始める。トチノキを植樹とする早春のチョウだ。深い青色の表羽とややくすんだ灰色の裏羽が印象的で、飛び方はたどたどしく、一目見てそれとわかる。以前のブログにも書いたが、このチョウの植樹を解明したのは藤岡在住の布施さんという方で、その著書『群馬の蝶』には鬼石でこのチョウを追った記述があり、御荷鉾山産の標本が載っている。ひょっとしてその場所というのはここH集落だったのではないかと思えてくる。

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谷川岳


朝から天気がいいというのに内業の個展準備。と、Y先生登場し「家の前のコンニャクを掘らないか」という。家の前のコンニャクとは、化け物のようにでっかい葉っぱをつけたもので、この界隈でみかけるどのコンニャクよりも大きそうなものだ。原稿を片付けてさっそく掘りにかかる。ブロックに囲まれた花壇のような場所だ。全部で3つの大きな塊が出てきた。いちばん大きいのは15kg、合計で30kg。ちょうど通りかかった友人Hさんが2番目を持っていってくれた。一番大きな塊はアトリエへ。これで何人分のコンニャクが作れるのだろう? かなり膨らむらしい。

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