新幹線でパソコンを打ちながら昼過ぎに東京に着き、出版社巡りを2件。『現代農業』の編集部は赤坂にあり、ビルから逆方向に坂を上がれば青山通りに出る。通りに丹下健三設計の「草月会館」、その中にあるイサム・ノグチの石庭『天国』を私はよく見に行く。今日はその石庭をベースにした展覧会が開かれていた。
“草月会館、イサム・ノグチ、プロビデンスの目” の続きを読む
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
新幹線でパソコンを打ちながら昼過ぎに東京に着き、出版社巡りを2件。『現代農業』の編集部は赤坂にあり、ビルから逆方向に坂を上がれば青山通りに出る。通りに丹下健三設計の「草月会館」、その中にあるイサム・ノグチの石庭『天国』を私はよく見に行く。今日はその石庭をベースにした展覧会が開かれていた。
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今日は月曜日で美術館系は定休のところが多いので、民間の建築めぐりをした。高田馬場でとんかつを食べてから地下鉄で神楽坂へ。地下から地上に出ると隈研吾のla kaguが目の前にあった。
朝、仕事用の資料として西岡棟梁の『木に学べ―法隆寺・薬師寺の美』をもう一度読み返す。この本、2004年の7月、母と奈良を旅行した際、薬師寺の中のショップで買ったものだ。父の長い介護から開放された母にとって、始めての大旅行であった。その足で四国に渡り、母と屋島寺、金比羅山、善通寺を回った。2004年は山への移住を決意した年でもあった。私は法隆寺の境内で母に離婚することを告げた。
翌朝、苫小牧へ向かい、北大の苫小牧演習林森林と人間に行ってみる。昨年、この演習林の育ての親である石城謙吉氏が『森林と人間~ある都市近郊林の物語~』(岩波新書)という本を出された。私はこの本が今後の日本の森林を考える上でとても重要なものになると思い、当ブログで長々と解説した(こちら)。実際にその場所に立ってみたかった。
入り口はなかなか分かりづらい場所にあったが、なんとか探し出し、早朝に到着。
“苫小牧演習林、モエレ沼公園(4日目、ジンギスカン)” の続きを読む
明け方に着いた北海道小樽港。まだ4:30で外は暗い。小樽は運河と倉庫で町おこしに成功した街だが、もちろん店はどこもやっていない。
が、ここで時間をムダにするような私たちではない。すでに予定は立ててあるのだ。アクティ君をニセコに走らせ、温泉に入りにいく。途中で夜が空け、ニセコの山並みにシラカバの絨毯が映り始める。
“小樽、ニセコ、札幌U宅(2日目、スライドマントラ)” の続きを読む