林道取材13.(郡上八幡、高山の屋台)


「東横イン」は無料で朝飯がつく。ロビーでおにぎり、漬け物、味噌汁、コーヒーがセルフ形式で食べれる。安旅行には1食分お金が浮くのはありがたい。が、名古屋の喫茶店のモーニングを食べてみたくて途中で喫茶店にも入ってみる。

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林道取材12.(明治村のライト)


しかし大阪の民博の駐車場代も高かったがここ「博物館・明治村」も800円と高い。しかも入場料は一人1,600円(ちなみに伊勢神宮は駐車場も入場/拝観料もタダである)。

ここは明治から昭和初期にかけての歴史的建造物が多数移築されている。前日、宮域林の取材の後、高速に乗って車を飛ばしたものの、「明治村」に着いたのは閉館1時間前。かなり敷地が広いのでとにかくお目当ての「旧帝国ホテル」へ急いだ(入り口から一番奥にある!)。僕にとって初めて見るフランク・ロイド・ライトの建築で興味津々だった。中にカフェがある。採光の工夫と細部が見事だ。イスもテーブルもライトのデザインだ。

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林道取材11.(宮域林/補足)


宮域林のように大径材を早くつくるための施業(受光伐=強度間伐)をすれば、結果的に開いた空間に広葉樹が繁茂し、台風にも強い環境林ができる。が、そのような木は当然ながら年輪は粗くなる。となれば構造材として実用にならないのではないか? という疑問も生まれる。

宮域林では年輪巾の異なる供試体(30cm角、年輪巾大中小それぞれ50本)によって曲げ強度試験を行なっている。その結果は以下の表の通りである。

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林道取材10.(誕生日の宮域林)


昨夜は奥志摩の釣宿民宿に泊まった。これも行き当たりばったり。宮川村を出て夕刻、ガソリンスタンドで見つけた雑誌で探し、電話をかけたのだ。朝食付きで4500円。朝の味噌汁は海藻たっぷりで美味しかった。

伊勢神宮に参拝する。朝の神宮はほんとうにすばらしい気に満ちている。内宮の階段前でウロの入った木を伐採していた。クレーン車を使った大掛かりなもの。その後、宮域林へ。

宮域林は神宮司庁に許可を受けて・・・と思っている人が多いと思うが、伊勢神宮の駐車場から始まって剣峠までの県道12号沿いがすなわち宮域林の敷地なのであって(途中に集落もある)、誰でも見ることができるのだ。

百聞は一見にしかず。まずは宮域林の森を見ていただこう。そして2002.5.17の取材日記の一部をここに再録する。

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林道取材9.(花窟にて、宮川村再訪)


朝方、また温泉につかってから出発。温泉街の喫茶店で朝定食を食べる。朝開いている喫茶店はきまって爺婆様の天国だ。「あんたたちどこから来たの?」とか「かわいい車だねぇ」とか話しかけられつつ、干物をつつくのであった。

本州最南端の潮岬をめぐり、昨夜泊まる予定だったキャンプ場も見に行く。長期滞在の雰囲気の先客あり。洗濯物が干してあったり、太陽電池を掲げていたり、かなりのツワモノである。

初めて熊野を訪れたとき見逃していた「花窟神社」(はなのいわや)へ行く。ここがすばらしかった。大岩がご神体であって、銅製(?)の御幣が立ててあるだけで社殿はない。祭神はイザナミノミコトだが日本書紀によればここはイザナミの墓所なのだ。

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