何を食べるべきか? オマージュ丸元料理本


ストレスと健康に悩んでいる若い友人に料理本を送ろうと思い、最近の丸元淑生氏の料理本の状況をネットや書店や図書館で調べてみた。現代栄養学は食事と健康についての新知見をどんどん積み重ねており、丸元氏もそれに合わせて進化しておられる様子が頼もしかった。

丸元氏の著作に初めて出会ったのは文春文庫『丸元淑生のシステム料理学』で、そのときから鰹節を自分で削ってずっと使い続けている。いまアトリエの手元にある『丸元淑生のクック・ブック』の奥付けをみると1987年とあるから、あれから20年の歳月が流れているわけだ。

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クリンソウ咲く、定番スープ


アトリエの水源は純度100パーセントの山水で、3件共通の中継タンクのオーバーフロー水が、建物の前を流れている。配管で流れ落ちるそれを、いったん鋳物のオケで受けて、そこから溢れる水は幅10cmほどの自然水路で石垣の法尻に落ち、そこからは塩ビの雨どいを利用した水路に流れ、と中からまた土と石の溝にそって流れていく。

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蜜蝋を塗る


敷地に点在して自生するミツバを保護して(優勢になるように周囲の草刈り草むしりをしてあげる)3年目。今年はかなりデカイ株ができた。さっそく茹でておひたしに。とくに茎のところが美味い。

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レンゲツツジ


アオバトやツツドリが鳴き始める。山々が日ごとに濃い緑に覆われていく。山里の人たちは第一回目の草取り(刈り)を始める季節だ。この時期に敷地を放っておくと、初夏ごろには酷い目に会う。

花と香りを十分楽しませてくれ、虫たちに密源を与えた菜の花もどんどん引き抜いて整理し、水路のクレソンもカーペットを引き剥がすように大方を取り去る。アトリエ御神木、シラカシ大樹が大量の落ち葉で衣替えするのもこの季節だ。昨年のシソの種が発芽して、今年もクリンソウやレンゲツツジが咲き始める。

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土と水があるというだけで、ここにはいまの町とはまったく異質な時間が流れている。