部分的逆打ちで7番「十楽寺」へ。わざとは逆順遍路をしているわけではないのだが、そのときの旅程から行きやすい道順を選ぶとなぜか逆になるケースが多いのだ。逆打ちは案内板が少なくなるので道に迷いやすく、本道を外してしまいがちだが、正面から歩いてくるお遍路さんを観察しやすい利点もある。
最近見られる傾向としては、老人男性の単独行遍路が目立つようになってきた。
さて、十楽寺である。竜宮城を連想させる赤い鐘楼門。この手の山門は中に鐘が格納されていて、ヒモを引いて撞けるようになっている。が、ヒモを下ろさず鳴らせないようになっているケースが多い。トラブルが多いのだろうか。