忙しくてなかなか水戸の実家に帰れない。30日が父の命日なので、桐生から若宮の豆腐・湯葉のセットを送ることにした。若宮はノコギリ屋根の工場を改装して豆腐会席をやっている店だ。国産大豆、水は桐生川の源流水を使うというこだわりようである。生湯葉や豆腐も店頭販売しており、地方発送もしてくれる。
私たちも自家用に豆腐と油揚とおから(湯葉入り卯の花)を買ってみた。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
忙しくてなかなか水戸の実家に帰れない。30日が父の命日なので、桐生から若宮の豆腐・湯葉のセットを送ることにした。若宮はノコギリ屋根の工場を改装して豆腐会席をやっている店だ。国産大豆、水は桐生川の源流水を使うというこだわりようである。生湯葉や豆腐も店頭販売しており、地方発送もしてくれる。
私たちも自家用に豆腐と油揚とおから(湯葉入り卯の花)を買ってみた。
立ち見見学にくたくたになり、飛び込んだデパートの京料理店で鱧(ハモ)を食べる。鱧は湯びきが絶品ですね。鰻や穴子と同じような旨味があるが、もっと清らかで複雑繊細な旨味だ。梅肉を擂ったやや甘みのある醤油だれのようなもので食べる。これがまたよく合う。
食べているうちに涙がでてきた。他は大味で鱧寿司なんかは美味くない。それにしても肉薄の湯びきがわずか4きれ・・・。魚屋で安く売っているが、やはり冴えた包丁と、湯から上げたてを食わないと、本当の鱧の繊細さは味わえないと思ってね。