上野原ライセンス講座11月その2/マコモ収穫、草刈りへんげ、台風下見


2日目、朝のミーティング。航空写真の地図を開いて、ここ上野原と流域の関係、その地勢を確認する。この事務所の窓を開けるとちょうど河岸段丘の崖が見える。この辺りの川は幾重にも段丘をつくっている。それがいい農地を提供している。

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上野原ライセンス講座11月その1/小屋と道のメンテ・稲刈り・柿収穫


昨夜は上野原の古民家に泊まった。私は屋久島の後は休ませてもらったのだが、あの後すぐに千曲川水害の支援工事が入っており、やっちゃんや事務局のKさんなどはほとんど休む暇なく長野に向かったのである。そして今日からまた上野原ライセンス講座。皆、かなり疲労がたまっているようだった。

それでもしっかり朝ごはん。味噌汁にはマコモダケを浮かべて、小さいキウイの皮ごと輪切りが美味しかった。

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「大地の再生ライセンス講座」@上野原/2.水脈との格闘、オニグルミ食べる


矢野さんが常に語っているのが「水脈」と「導線」であり、空気と水の日常的な対流である。それは部屋の物の置き方ひとつにも当てはまり、影響する。物を散乱させて重ね置きしたり、コーナーに物をまとめ置きしていると、風が通らずホコリがたまり、虫がわいたりする。

以前、矢野さんが私のアトリエに立ち寄られ、囲炉裏暖炉わきのリクライニングチェアでくつろぎながら「この部屋は風通しがいいね・・」と言っていたのは、そんな目で見ておられたのだ。

朝のミーティングの後、2階と1階の倉庫とふた手に別れ、簡単な「風通し掃除」を指示された。ライセンス講座では毎回「道具の置き方・しまい方」に言及される。それは現場仕事にも通じる原理がそこにあるからだ。

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「大地の再生ライセンス講座」@上野原/1.増水の川、守った木々


9/19-20(京都)、9/25-27(山梨・上野原)に続いて、早くも3回目のライセンス講座が、前回と同じ上野原で本日から3日間にわたって行われる。前回までは初の試みの準備期間「プレライセンス」としたが、今回から本番のライセンス講座となる。

朝、事務所の2階のフロアーで一同が介して矢野さんの話から始まる。今回はフィールドの中でも稲刈りを中心にしたテーマになるはずだったのだが、あまりにも大きな災害が起きてしまった。矢野さんの話はその話題に終始した。

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第2回プレライセンス講座@山梨上野原、初日/田んぼ〜倉庫整理


「大地の再生」第1回目の京都でのプレライセンス講座終了からまだ5日、さすがに集客が難しいのでは? と思われたが、なんとかメンバーが揃い(仕事の合間を縫って1日参加の参加者もいるもよう)、無事第2回目開催の運びとなった。

矢野さんにとってはここ上野原は源泉であり母体のような場所である。資料や資材倉庫だけでなく、田畑や果樹園といったフィールドもあり、忙しい中なんとかその形を維持し、紡(つむ)いできた。

このライセンス講座は西と東の現場で候補地を挙げるが、ここ上野原は最重要地として講座のベースとなる。またそれだけ様々なテーマが揃った場所でもあるだろう。皆にハッパをかけるような口調でこの地のライセンス講座の重要性を熱く語った。

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