今回は長いスギ丸太を半割にしてみた。長さは2.2メートルある。伐ってから葉枯らしし、さらに1年ほど丸太のまま乾燥させてあったもの。割れ目がそこかしこに入ってしまっている。
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若フキとソバ粉のパンケーキ
フキとウド、豆のスープ
今年は敷地のミツバが増えた話を書いたが、フキも増えた。優勢になるように草刈りを調節していたのだ。
若いフキは皮をむかず適当に切ってそのまま鍋に入れ、醤油と酒と砂糖で煮てキャラブキにする。箸でかき混ぜると皮の繊維が絡まるので、鍋を動かしてときどき天地を返してやる。一晩冷ましてからまた火にかける、というのを繰り返すと味がしみるというが、僕らはいつも省略。プロは銅鍋を使うらしいが僕らはステンレスの片手鍋で。
草との対話
朝から畑モード。大鎌で畑以外の遊休地を草刈り。午後から苗植えや種蒔き。ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、落花生(苗)、レタス、オクラ、赤シソ、ダイコン、ニンジン、トウモロコシ(種)など。苗は数本づつ、種も1畝程度のまだ実験的なもの。
ジャガイモが芽吹き出した。その傍らでずいぶん前に刈り取った菜の花の根茎の中身が腐って異臭をたてている。それは未発酵の牛糞のニオイそのものである。畑にはまだ肥毒が残っているようだ。だからむしろ畝の脇には雑草を生やして、その成分を吸い出してもらい、虫や鳥たちに生命活動の中でその肥毒を消化してもらう、と考える。いまは見守りながら、畑の変遷を観察する段階なのだ。
シドキとキャラブキ
久々に児玉の助っ人Y氏がやってきてアトリエのスギ林に入った。まばらに広葉樹が伸びて、新緑の色を光に輝かせている。昨年からY氏もいっしょに選木し間伐した成果が見え始めている。「おお、明るくなったねぇ。気持ちイイねぇ」と声を漏らすY氏。足下にはスミレが咲いている。ケヤキやカエデが元気に育ち始めている。この広葉樹も大事に育てていこう。楽しみである。