海岸線のキャンプ場で一夜を明かし、翌朝、海沿いに南下。開聞岳を見ながら長崎鼻をまわる。長崎鼻は古き良き時代の日本の観光地そのまま。南国なんだよな。駐車場のオジさんに渋い共同浴場はどこか? などど突っ込み情報を得る。
「このへんはどこ掘っても温泉でるよ」
「・・・」
で、鰻温泉(うなぎおんせん)。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
海岸線のキャンプ場で一夜を明かし、翌朝、海沿いに南下。開聞岳を見ながら長崎鼻をまわる。長崎鼻は古き良き時代の日本の観光地そのまま。南国なんだよな。駐車場のオジさんに渋い共同浴場はどこか? などど突っ込み情報を得る。
「このへんはどこ掘っても温泉でるよ」
「・・・」
で、鰻温泉(うなぎおんせん)。
昨日の夕刻、徳島港から南海フェリーで和歌山へ渡る。チケット売り場がドライブスルーになっていて便利。
取材先、日高川町まで下道をひた走る。途中でラーメン。和歌山ラーメンというやつですね。博多ラーメンのディープなやつからとんこつ臭さを抜いて醤油で割ったような味。濃くで旨い。でもやや塩っぱい。カマボコ薄切りが入っている。
労働者風のひとが、鶏の唐揚げやチャーハンといっしょにこのラーメンを食べていたりする。
雨の中、取材を終えて龍神村から大塔山脈を北上。紀伊半島の背骨を縦断する。
岡山での取材を終え、再び宇野からフェリー。運賃が安いので助かる。
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高松で夜はカラオケ。さすがに相方の実家があるここでは車中泊はできない。いつもの常宿、ビジネスホテルのTに泊まって、パソコン関係の充電や資料まとめ、ブログなどをやる。
早朝、役場で編集部からのFAXを受け取り、田辺さん、Tさんの案内で再び現場へ。
田辺さんは作業道のルート選定をさらに発展させ、新しい概念を編み出していた。これが今回の大きな収穫だった。「崩れない」「開設コストが安い」「集材しやすい」だけではない。これに未来への明るさが加わったのだ。フォワーダーによる集材作業など、現地で働く人たちの姿も見学して、昼に大正町を出発。
“林道取材8.(林道と温泉の関係、南紀白浜へ)” の続きを読む