ユズ移植、スギ薪割り


藤岡のIさんが手伝いに来てくれて、温水器の構造チェックや据え付け場所の検討などをやった。午後からかねてから計画中だったユズの木の移植をやる。ちょっと離れた場所にY先生が保有しているミニ果樹園があって、そこにはユズとイチジクが育っている。「どれでも1本あげるから、こっちに植えるといい」とY先生から言われて、僕らはすでに移植するユズを1本選んでいたのだった。

しかし苗植えして20年経過したというユズの木はすでに大人を背丈を超えており。根元は大きなダイコンほどの太さがある。スコップ、トウグワなどを使ってIさんと僕と相方3人で交代で土を掘る。根が伸びているところ剪定ハサミで根切りして作業を続け、2時間ほどでようやく掘り上げる。軽トラに積んで、アトリエ敷地に運ぶのがまた大仕事だった。重い上になにしろユズの木はトゲをもっている。

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小薪割り


鳥が多くなった。ジョウビタキがたくさん飛んで来る。キツツキのドラミングが聞こえ、カケスを見た。これはいただけない声だが、羽は美しい中型の鳥である。

ラフを仕上げる仕事が片付いて、天気の中で薪割りをやった。最近、天気がいいときは外でチビカマを使って食事を作ることが多くなった。このときはスギ間伐材の薪が使いよい。ある程度割ったものがあるのだが、さらに細かくさばいておくとサッと使えて便利なのである。中に枝の基部が潜んでいるものは割りにくいが、芯を外さず放射状に斧を入れることで割ることができる。薪割りは腕だけでなく足腰や全身を使う。緊張がともない、ひと汗かく。この感じがいいのである。

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槍がんな


今日は木工。蔵の解体現場から貰ってきたでっかいまな板。それをマッキーの部屋でテーブル代りにしてたんだけど、Y先生の快気祝いをここでやる予定なので、いままで丸太の上に載せていたそれに足をつけることにした。前回のケヤキテーブルはビス止めで意気消沈したので、今回は金物なし、すなわちホゾで組むのである。

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雑草のちから


肥料を施しても、それが雑草に取られてしまったら損。それで排除するわけか・・・。だけど、雑草の混在する畑が正しいように思える。モンダイは「作物は自らの根っこで天然の養分を探しにいく」そう考えられるかどうかにかかっている。雑草を残すのを容認しはじめると、これのほうが自然なのではないかと思えてくる。作物以外の草を徹底的に排除するというのは、どう考えても異常なことに思えてくる。

いま、『妙なる畑に立ちて』に書かれた方法で、作物の成長を阻害する雑草だけを取るようにしている。作物にご接近している雑草は「引っこ抜く」のではなく、付け根をカマで刈り取って、それをその場所に横たえておく。多分、このほうが作物の根を傷めずにすむのだろう。甲虫がたくさん見られるようになってきた。畑にはナナホシテントウがとても多い。

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荷上げと釘抜き、し尿穴と肥料


朝から廃材角材の荷上げ。アトリエには車が横付けできないので、車道から荷物を背負って上げなければならない。軽トラをアトリエに最も近づくところまで移動(イタルさんの駐車場のところ)、そこでロープを解いて廃材を肩で担いでいく。短い材は背負い子で上げる。相方も参加。

僕は小さな頃から猟犬の世話でよく歩いていたし、高校時代は坂道のある片道20分の自転車通学、大人になってからは山小屋でのアルバイト体験があり、八ヶ岳で30kgの荷をボッカしていたことがある。それに40代になるまで車を持たなかったので、徒歩と自転車を使うことが多かった。すなわち普通の人に比べて足腰が丈夫なのである。

こんな僕に付合う相方は大変であろう。足腰が弱いと、あらゆる作業において腰に負担のかかる動きになりがちである。ところで、来月は尾瀬をトレッキングしようと思っている。荷上げはいいトレーニングになるゾ、ガンバレ相方♪ その後は廃材の釘抜き。はー、これがまた地味な作業なんだわ。

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