クリンソウ育つ、若竹煮


オーバーフロー水と雑排水が合流して沢へと続く水路、その下部にあるクリンソウも開花した。美しい・・・。色的には西洋的園芸品種に似ているが、より繊細で深みがあると思う。日本の野草は本当にすばらしい。ここはアトリエへのアプローチの入り口のところ。かなりの数の株があり、踏まれないように石で囲いをしていたのだった。

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廃材の釘抜きと積み込み、タケノコ来る


朝、畑の水やりと雑草取り。その後、のんびりと朝食兼昼食。食後は読書。いま、永田農法の本を読んでいる。午後、木材置き場の片付け、廃材の釘抜きと積み込み、昨年折れて伐根が残っていた桃の木の根を掘り起こす。周りの雑草を刈り、堆積した落ち葉を集め、堆肥置き場へ放り込む。端材や節の多い丸太は薪にチェーンソーで切断し、薪割りする。皮剥きもやった。

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庭先の蘭


ニンジンとオクラを蒔いた。敷地の草刈りもする。夕刻、Y氏とY原さんがやってきた。Y氏は「僕らはここにしばらくぶりに来て、ああいい空気だなあと思うけど、ずっといるとそんなことに麻痺しちゃうんじゃないの?」というのだが、そんなことは全然ない。今日は、庭になんとエビネが出ているのを発見した。毎日が新しい発見と出会いの連続なのである。Y原さんの奥様手製のタケノコの煮付けが美味しかった。Y原さんは水路のクレソンを摘み、水をタンクに汲んで帰っていった。

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畑と図書館


一昨日、カボチャの苗を6ケ所に植えた。昨日はにわかに畑を耕し、畝をきってレタスとキャベツを蒔いた。小石が多いのでクワが曲がってしまうのだった。ジャガイモの芽が出そろう。終始、ツツドリの「ポポポポポ」という個気味いい鳴き声が聞こえてくる。4月は本業で猛烈に忙しかったものだから、畑仕事が遅れ気味で、買った種を蒔いていないものがまだある。苗ならまだしも、種は耕作して雑草を抜いた場所でないと蒔けない。

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ウスバシロチョウ、クリンソウ


ウスバシロチョウがたくさん飛び始めた。一見シロチョウのようにみえるがアゲハチョウの仲間(パルナシウス属)で、食草はケシ科のムラサキケマン。ケマンとは仏殿の飾りのことで、花がたくさん垂れ下がった様子が似ているから名がついた。北海道の大雪山には同じパルナシウスのウスバキチョウという高山蝶がいる。幼虫はなんと高山植物の女王コマクサを食べる。コマクサも同じくケシ科だ。

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