「県の取り組みやこれからの社会資本整備などについてのご意見、ご要望を自由にご記入ください」
というアンケート記入欄が来たので以下のことを書いた。
冬期のスーパー林道(H集落~鬼石)の除雪をしてほしい。
山村では住人が少なく高齢化が進み、自宅周りの除雪すらおぼつかない状況です。通信手段としてのインターネットADSL、もしくは光ファイバーを鬼石町山村地区にも導入してほしい。これからは過疎に悩む山村地区こそこのような通信手段が必要です。これで都市との交流やスムーズな仕事のやりとりが可能となり、山村住人を増やすことができます。
土砂災害の根本原因は山林の荒廃にあります。とくにスギ・ヒノキ人工林の放置林はひどい状況。伐り捨てでもいいから強度に間伐して広葉樹を生やさせ、自然林に近い林業・森づくりに変換してゆくべきです。
下水、河川の整備についても土木的な工事だけでは根本的な問題いはいつまでたっても解決できません。
原生的な豊かな森が復活すれば、河川の流量も安定し、土砂災害も激減するはずです。魚が棲める流れも戻ります。
山村住人が増え、放置された畑敷地をうまく活用すれば、し尿や下水などは自家処理することが十分可能です。そのほうが下水設備をつくるよりずっと安価に美しい流れを取り戻すことができるのではないでしょうか。
都市部に郊外店が増えて、雨の受け皿としての緑地が減っているのではないでしょうか。草原、湿地、自然の森林など、遊休地がもっと必要です。
主要都市のアーケード街がひどい状況です。美しい建築物を増やした町づくりをしてほしい。
これからは交通・通信手段のスムーズさ、速さとともに、それぞれが住まう場所での「自然・風土に根ざした文化」を再創造することが必要です。そのための社会資本整備であってほしい。
これから集落の道普請に行ってきます。