先日の台風12号、紀伊半島では決壊の恐れのある土砂ダムが計17カ所も。奈良県野迫川村北股で見つかった土砂ダム(○印)=6日(写真/国土交通省近畿地方整備局提供)。しかしまあ、よくもこれだけスギ・ヒノキを植えたもんだ。
今朝の『産経新聞』紙面。
熊野古道も崩落。いやはや、見事な間伐遅れの真っ暗人工林ですな。
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これは昨年私が熊野で撮った写真だが、崩れた跡の斜面は今後このようなコンクリート処理がされるはずだ。しかし、熊野古道の脇がこれでは、悲しい・・・。 それにしても、工事してから何年か経っているのだが、上の荒廃人工林は一向に間伐された気配がない。土木工事は優先されるが山の手入れは後回しということらしい。
荒廃人工林を放置すれば下の写真のように風で折れてしまうことあるだろう。こうなると「荒廃」を通り越して「破壊」である。もはや木材としての収穫もできない。
いっそ全て伐ってしまって、自然の力に任せて広葉樹に戻したほうがいい。
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おまけ。熊野の秘湯「つぼ湯」。
今回、つぼ湯は土砂をかぶった程度 だったそうな。