高松はエビが安くて美味い。夏から秋にかけ様々な種類の小えびが豊富に水揚げされ(こちら)、車エビも養殖されている。8/2の日記で書いた「つるや」の小エビのかき揚げなんて生きエビかそれに近い鮮度のものが使われているのだが、スーパーのお惣菜のかき揚げの値段なのである。驚きである。
だからなのか、輸入エビの値段も安くかつ美味しいものがスーパーで売られている。マレーのバナメイエビもタイのブラックタイガーも安いのである。エビといえば関東では高級品で購入に躊躇してしまうので、エビを潤沢に使う料理はしたことがないけれど、高松では鶏肉を買うような感覚なのであった。
というわけで、バナメイエビが安かったのでエビチリを作ってみました。
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1)バナメイエビは面倒でも殻付きを購入し、自分で剥くのがよい。エビは殻を剥いたとたん鮮度が劣化するしムキエビは薬品使ったりしてるのが多いからね。殻を剥いたら背わたをとり塩と片栗粉を振ってよくもみ、水洗いして汚れをとる(←これ大事)。キッチンペーパーでしっかり水気をとり(←これも大事)、ボールにとって塩、コショウ、日本酒(あれば紹興酒)で下味をつける。上にラップをかけ冷蔵庫へ。
2)合わせ調味料を用意する。トマトケチャップ、砂糖、酒、醤油。ここに鶏ガラスープを入れるのがいいのだが今回は水と市販の調味料をごく少し。
3)下味がついたエビに片栗粉とゴマ油をふってよくもむ。それを油で炒める。中火で上下をひっくりかえして、中は生でも表面の色が変わればよい。皿に取り出しておく。
3)ショウガ、ニンニク、長ネギをみじん切り。これは「えっ?」と思うほどかなり大量。たっぷり目の油で冷温から弱火でじっくり炒め、豆板醤を多めに入れる。豆板醤は油でよく炒めることで香ばしくなりコクもでる。
4)うーん、もの凄くいい香りがして、炒めたショウガ、ニンニク、長ネギがフライパンからピンピンと跳ねてくる。ここで半炒めしておいたエビを投入。ざっとかき混ぜて2)の合わせ調味料を投入。作業中は片手にビールグラスなどがあるのが吉w。
5)エビに火が通ったところで溶き卵少量を入れざっくりかき混ぜる。仕上げに水とき片栗粉とゴマ油を回し完成。
美味しい! 白いご飯に合うコト!!!
一人前のエビの原材料値段は150円くらいだった。
砂糖をなくし本物スープを使えば上物になるし、化学調味料と砂糖を多用すれば庶民中華になる。
高松でエビチリは「自宅ご飯」にかぎる♬
(yuiさんのご実家のキッチンをお借りしました)