熊野古道とは?


新宮の熊野速玉大社に行ってみる。ここも紀伊半島大水害のとき水をかぶったそうだ。

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世界遺産の碑。

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境内に珍しいナギの大樹。

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熊野川の河口近くを渡って対岸を遡ってみる。水害のときの喫水線が鮮やかだ。

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速玉大社の神域である御舟島も大水害のとき水をかぶって樹木が飛んでしまったが、現在は青々と回復中。ツツジが開花。

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熊野川流域の被害も凄いと聞いていたが・・・

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いやはや・・・2年近く経ってもそのまんまだ。崩壊の始まりは人工林で、途中の広葉樹が踏ん張っていた様がよく解る。

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吹き付け工事の準備をしていた。

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何度も熊野を訪れながら、話題の「熊野古道」を全然見たことも歩いたこともないのでちょっと寄ってみた。中辺路の人気スポットである「古道歩きの里」というエリアで観光バスが止まれ、土産物屋やレストラン、古道歩きのインフォメーションセンターなどがある。なかなかの人だかりであった。

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こんなポスターが。「蘇りの道 熊野古道でパワーをもらおう!!」「和歌山熊野はパワースポット満載」「紀伊半島大水害 負けるな!!和歌山」。

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ちょうど昼時で、「王子」と呼ばれる神社の境内には弁当を食べる観光客がいっぱい。中辺路の道の駅にも立ち寄ってみた。狭い館内は土産物を買う人でごった返していた。

※九十九王子(くじゅうくおうじ):熊野古道沿いに在する神社のうち、主に12世紀から13世紀にかけて、皇族・貴人の熊野詣に際して先達をつとめた熊野修験の手で急速に組織された一群の神社をいい、参詣者の守護が祈願された。したがって、その分布は紀伊路・中辺路の沿道に限られる(wiki)。

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「古道歩きの里」エリアにはガラス建築の「熊野古道なかへち美術館」というのがあったが有料なのでパス。後で知ったが妹島和世・西沢立衛のSANAAの設計だそうだ。

滝尻の崩壊地はだいぶ工事が進んでいた。

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削岩機などの重機の音が響く。

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すぐ上流に滝尻王子と無料の休憩施設、熊野古道館がある。滝尻の崩壊でダムができ、ここも水をかぶったのだった。

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今はきれいになって観光案内・ビデオ語り部・歴史展示・グッズ販売などのコーナーがある。

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滝尻王子は九十九王子の中でも格式の高い五体王子(ごたいおうじ)の一つ。世界遺産のプレートを撮る外国人観光客。

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休憩舎にくつろいだり、境内を闊歩する外国人トレッカーの姿。

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立派なトイレができている。「ミニ・枯れ山水」まで付いている。

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トイレは100円のチップ(協力金/任意)制になっていた。

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大崩壊地の上部と富田川を望む。

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続く。


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