乳酸キャベツその後


3/25に仕込んだ乳酸キャベツ(こちら)、参考書には「3~6日おき、味をみて酸味がある、泡立つなどの現象が現れたら、清潔な瓶に移す」とあるので、そろそろ・・・

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ペットボトルの重しを取ってみると、泡ができて酸っぱい匂いが漏れ出ている。

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熱湯消毒した保存ビンに詰め替えて冷蔵庫へ。これで一ヶ月は保つという。

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味はキャベツの漬け物、ザワークラウトそのものである。しっかりと乳酸発酵を感じる酸味があり、京都のすぐきやよくできた柴漬けを思い出す。が、どちらかといえば後者を連想する風味なので、後からディル(昨年畑で採種したシード)と月桂樹の葉を入れてみた。

単体で食べるだけでなく、刻んで納豆と和えたり・・・

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ちりめんじゃこと和えても美味しい。考えてみればこんな簡単な発酵食品をいままで思いつかなかったのが不思議なくらいである。

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さて今夜は乳酸キャベツを使ったスペシャルだ♫ この日ために仕込んでおいた鶏胸肉の風干し。皮をとって海水程度の塩水に3時間ほど漬け、冷蔵庫で一昼夜保存。翌日の昼間、干物用のネットに入れまる一日かけてバルコニーで風干ししたもの。

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それをフライパンにうすくオリーブオイルをひいて弱火~極弱火で加熱。表面を焦がさないように肉の中心までぎりぎり火が通るように仕上げる。

引き上げたらアルミホイルに包んでじっくり冷ます。

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柳刃包丁でスライス。

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熟成されて非常に美味しい。いわば鶏ハムであるが、付け合わせに乳酸キャベツがピッタリ♫

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さらにこいつをトーストしたパンにバターを塗りサンドイッチにする。キャベツはたっぷり使う。

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上に鶏ハム、黒こしょうをガリガリ。

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むう、こいつはたまらなく旨かったですぜw。なんというか、圧倒的な味の力強さだ。コンビニの蛍光灯に照らされた薬漬け食品とは全く異なる、噓偽りのない天然の味の厚みだ。

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この乳酸キャベツ、スープや炒め物など加熱調理のレシピもいろいろある。乳酸はもともと野菜の表面についているので、新鮮なキャベツほどよく発酵する。菜園の無農薬自家栽培モノなら最高だ(ウチの畑のできの悪い小結球のキャベツ、活用できてヨカタ~♫)


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