8年前まだ群馬在住の頃、林業取材旅の途上、1番~3番札所を回ってみたことがある。そのときの日記にはこんなことを書いている。
ヒマで小金のあるご老人には、四国遍路は最高の遊びなのかもしれず、今後一大産業になるかもしれぬ。
8年ぶりで3番札所「金泉寺」へ。山門はコンクリート造。
ちょっとひょうきんな仁王様はこの山門のために造られた近代の作だろう。
境内は明るく広々としている。
香炉の覆屋がコンクリート造なのがユニーク。
大師堂が立派だった。骨太で、その軒の長いこと。強い日差しと雨から建物を守る、日本独自の造形だ。
十二支の彫刻がぐるりとはめ込まれている。
弁慶の力石。源平合戦の義経軍は「屋島の戦」でまず徳島に上陸。この寺で戦勝祈願したという謂れ。
4番へ回ってみることにする。10番までは寺が接近しているので車で効率よく回りやすい。
クロバイが咲き始めていた。