徳島山川の古民家、壁画描きの続き(3回目)。これまでの経過はこちら。
1回目(2023.11.28)>
2回目(2023.12.07)>
壁画のモチーフ、阿波富士こと「高越山(こうつざん)」。地元では「おこっつあん」の愛称で親しまれる。今日は晴れてひときわ美しい。
ひとり格闘にはいります💦 背後、ギャラリーに凄腕の左官さん。
絵の具はアクリルペイント。塗り始めは水に溶け、乾くと水を弾いて堅牢になる。東京で森林ボランティアをやっていたとき木製篆刻看板をいくつか描いた。そのときもコレを使ったなぁ。
ここがハイライト。この黄色い丸はいったい?
スギの大木から滑空するムササビをここに描くのだww。
川べりには竹林を。しかしトタンの波板は描きにくい・・・。
がしかし、これをタッチとして利用してしまえばいいわけで、気分はジョルジュ・スーラ、はたまたアンリ・マティス♬
いよいよムササビを描く。その前に下地。
ここは1ミリでも狂うとヤバイ。下絵をしっかり起こして慎重に。そしてシルエットの色は黒じゃなくて、もちろん藍色だ❣️
あとは上部の白抜きの雲に影を入れるだけ。そして最後に屋号のエンブレムが頂部の軒下に入る(立体のものを発注しているそう)。
足場が取れると塗り残しがわずかに残るが、先にサインを入れることにした。
ほぼ完成‼️ 依頼主のノリさん・愛犬シーちゃんと。
囲炉裏のほうも床の養生シートが剥がされて、真新しいスギの床が現れた。お=美しいね‼️ イス座りしかできない方のために、一部ボックス座(開閉式)を設えてあるのが解るかな?
早速ここで暮らせるように、囲炉裏の使い方をナオキ氏に教えることにした。残材で羽釜の蓋を作り、レンガの炉を立ててコメを炊くのだ。この室内の囲炉裏でご飯を炊き味噌汁が同時進行でつくれる。
薪火でやればどちらもすこぶる美味い。なのであとは漬物でもあれば十分なのである。これが囲炉裏の暮らしなのだ〜❣️
ふう。囲炉裏も壁画もどうなることか?・・・と思ったが。なんとかやり遂げることができた。しかし、まだ石庭の仕上げが残っている。
これも楽しみである♬