Gomyoで採蜜、徳島山川の古民家現場へ


今年から「大地の再生」「石積み」「囲炉裏づくり」などのワークショップで忙しく、網膜剥離の入院もあってGomyoの作業になかなか出られない。この会は毎月2回の定例活動日を設けているのだが、参加人数も少なく農繁期にはとても作業が追いつかない。なので平日作業ができる有志がその作業をフォローしている。

定例日以外の作業内容はそのつどLINEにアップされているののだが、今月末の大きなイベントを控えていることもあり、今日は近所のIZUMIちゃんを乗せて久々にGomyoのフィールドへ行った。コンバインで最後の稲刈りを終了し、ハザ架けを午前中で完了した。

あとは脱穀を待つばかり。しかし、当会ではイセヒカリ、イノチノイチ、赤米(古代米)とサイズのちがう米を作っているのでその処理も煩雑で大変である。22日には四国新聞社主催のトヨタソーシャルフェスへフィールドを提供しイベントのお手伝いをすることになっている。参加者に「大地の再生」の沢掃除と脱穀体験をすてもらう予定である。

昼は釜玉うどん。今日の参加者は4人なので炊事も楽勝だ♬

今日のもう一つの目的はニホンミツバチの採蜜をすることだ。今年はキイロスズメバチの攻撃が多いせいかあまり蜜が多くなさそう。が、この季節は上1段なら確実に採蜜できる。

N先生にブロワーを借りて、ハチを追い出しつつ切り取った箱をカートンに入れる。IZUMIちゃんに手伝ってもらいながら継ぎ箱をしておく。

Gomyoの作業が早めに終わったので、その足で徳島山川の古民家再送現場へ行ってみることに(Gomyoから20分程度で着く)。

壁画を描く予定の波板に錆止め塗料が塗られていた。現場にナオキ君がいたので工事の経過などを聞いた。

表玄関となるファサードも美しく仕上がってきた。東側の壁も漆喰で仕上げられている。

吉野川下流部一帯は「うだつ」のある古民家で有名で、とくに脇町は「うだつの街並み」が重伝保存地区になっている。それとの連続性、そして焼杉の黒壁、青石による基礎石や庭石が伝統的外観のポイントである。

鏝絵(こてえ)が入っていた。

内部から。

 

道と建物との間にある緩衝地帯は道から下がっているだけに危ういのだが、この空間を敢えて見せることが新たなコンセプトとなった。それは「大地の再生」の気水脈から必然的に導かれたカタチとも言え、そして道の青石の石垣を見せることで、大量に出土した石を庭や囲炉裏に使って調和をもたらすアイデアにもつながったのである。

女性らしいクボタさんの柔軟かつ繊細なデザインセンスが立ち現れてきて、これからの囲炉裏と庭、そして壁画づくりが本当に楽しみになってきた。

※11/3-4にはワークショップVOL.2「大地の再生×石積み+囲炉裏づくり」が予定されています。↓詳細はFacebookへ。


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