来客3人、草刈りと宴会(寿司&ピザ)


夕刻、神戸と大阪から来客女子3人。暗くなるまでアトリエの草刈りを手伝ってくれることになった。火を焚いて虫除けをしながら。ミー坊も珍しがってやってくる。

ムサシのハンディバリカンを貸してあげた。今年は自身のワークショップが忙しくて、畑はほぼ全滅。草刈りも怠りがちで困っていたところ。

明日はパルテノンの中の石窯作りを手伝ってくれるというので、周囲の草刈りも。台座と床面だけ作ったまま、もう2年も放置したままの石窯。パルテノンの中も草刈りを放置したため一夏で草(チガヤ)がかなり生えてしまった。

僕は指示を出しつつ、2階のキッチンで夕食の準備を。

まずはにぎり寿司である♬  寿司はサトコ氏の黒い漆芸作品に盛ってみる。

もう2品、ゴーヤーと卵の炒め物、焼きなすの煮浸し。

握りはイサキとサワラ。そしてかっぱ巻き。黒赤の籃胎漆器に映える❣️ ガリは自家製の紅生姜の薄切り。

先日、ワークショップで囲炉裏作りをやったサユリ嬢が火吹き竹で炎を立てる。とにかく火が焚きたい3人ww。

実は、寿司は前菜なのである。今日の本命はピザだ。明日はピザ窯を作るので、まずはガス火で作ってどこまで美味しくできるか? 口の肥えた彼女たちへのプレゼンなのである。

なにしろ3人のうちのひとり、マリコ嬢は出張ピザ職人である。ヘタなものは出せない。というわけで、粉はイタリア製のピザ専用、カプート社のサッコロッソ(高松三越地下の「富澤商店」で購入)。チーズも汎用のものだけでなくモッツァレラ、パルミジャーノやペコリーノロマーノ、それにブルーチーズのミセラを準備した。

カプート社のサッコロッソは20分ほどしっかりこねて6時間ねかすと、よく伸びながらちぎれないすばらしい生地ができる。

焼き方はまずフライパンで蓋をして焼き、次に両面焼きグリルの中で上面を焼く。これでチーズは大方溶けるのだが、生地の耳の部分が焼き足りないので仕上げにここをガスバーナーで焼いて完成である。

まずはマルゲリータ。歓声を上げつつiPhoneで激写するサリ嬢。彼女は千早赤阪村「竹の杜」の専属スタッフで、竹炭製品のお土産を持って来てくれた。さて、マルゲリータだが、さすがイタリアの専用粉はすばらしい。が、残念ながらバジルはスーパーで購入しました(畑のやつは草に埋もれて撃沈なので💧)。

2枚目はしらすのピザ。レモンの皮を最後に散らすと美味。

途中でモヒートを作る。畑に腐るほど生えているミントをがんがん使って。

最後の1枚はゴルゴンゾーラを使ったクワトロ。生クリームを下地にちょとだけ敷くのがミソ。これにはGomyo倶楽部のニホンミツバチ蜜をつける。これで皆ノックアウトである(笑)。

家庭のガス火ではこのような火の使い回しを経てようやくそれっぽいものができるのだが、石窯がいい火加減でキープできれば、一瞬で(2分くらい)こんな感じに焼けるはずである。しかも薪火と炭のいい香りも着く。

さあ、明日の窯づくりはどこまで進むかな。


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