悪路を降りて砂浜でビバーク@小豆島


小豆島へ。島の有志のメンバーが集まって。プライベートビーチの打ち合わせ。これからどのようにここを運営していくか? タクラマカンに集合して、オーナーの横山さん(中央、黒い帽子)を交え、皆と意見交換した。

前回のプライベートビーチ(6.22-23)

横山さんに昔の活動のことを教えてもらった。プライベートビーチを南側ひとつ岩場を越えた先にもうひとつのビーチがあり、そこは「グリーンランド」と呼ばれていて、1970年代には国際音楽祭などが行われていたという。写真は当時のポスター。

30年前の横山さんの新聞記事のスクラップも見せていただいた。国際交流の仕掛け人として島でも有名だったようだ。

その後、僕らは一足先にビーチに行くことにした。公道からビーチに降りる林道には鍵付きのゲートがある。長く道の整備が放置されているため、ここからは4wdの軽トラじゃないと降りれないほどの悪路になっている。

草刈りしながら降りていると、横山さんたちが追いついてきた。無謀にも若いメンバーが乗用車で道に入ってきた。スバルのフォレスターだった。そして、この車は下まで無事降りてしまったのである。フォレスターなら僕のXVと車高や運行性能はほぼ同じはずである。

ビーチに出た。もう全員汗だくである。すぐさま着替えて海に飛び込む。

本当に静かで美しいビーチだ。浜の奥行きもあって(ログハウスや炊事棟が建っている)両端は岩場で人家などの人工的構造物はまったく見えない。そして小さな沢が海まで流れ込んでいる(実際には水は海まで達せず、最後に砂浜に吸い込まれてしまうが)。

泳いで身体を冷やして一段落して、横山さんに施設をいろいろ案内してもらう。ここには電気が引いてあり、いまでも使用可能になっている。

夕方になり、横山さんらはいったんお帰りになる。僕のXVを運転してビーチまで下ろしてみることにした。途中何ヶ所かアップダウンのひどい穴ぼこがあるが、底をこするような高さではない。しかし、両サイドは木の枝などが当たって細かい擦り傷をつけただろう。

砂浜には乾いた流木がいくらでもある。ログハウスに泊まらせてもらうつもりだったが、カラッと晴れているので砂浜でそのまま寝ることにした。シュラフもシュラフカバーもなしだ。しかし、焚き火を灯しながら、静かな波の音を聴きながらのビバークは実に快適だった。


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